広島・末包昇大 逆方向克服で外野定位置を獲る! 元中日・和田一浩氏から極意伝授 「感覚つかめてきた」

[ 2026年1月24日 05:45 ]

マツダスタジアムに隣接する屋内練習場で自主トレを行う広島・末包
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 広島・末包昇大外野手(29)が23日、マツダスタジアムの選手会合同自主トレに合流した。今オフは現役時代に西武、中日で活躍した和田一浩氏(53)に初めて弟子入り。名球会入りしている大打者との自主トレでは逆方向への長打量産をテーマに直接指導を受けた。手応えをつかんだ和製大砲は「チャンスは少ない。危機感を持ってやりたい」と外野の定位置奪取へ覚悟を新たにした。

 新境地開拓へ向けてレジェンドから極意を学んだ。現役通算2050安打、319本塁打、1081打点の実績を持つ和田氏に師事。末包は昨年12月から都内で計4日間行った自主トレの収穫を口にした。

 「昨シーズン逆(右)方向の長打が少なかったので、逆方向の本塁打を打つための練習だったり、そういうことをしていたら勝手に増えると(いうアプローチだった)。和田さんに教えてもらって、バットの出し方、体の使い方だったりをやっていくうちに、これだったら逆方向に打てそうだなと、徐々に感覚がつかめてきた」

 他球団の選手の紹介で弟子入りが実現。和田氏は実演指導を交えてアドバイスを送った。4年目の昨季は出場123試合で打率・243、11本塁打、62打点を記録した。出場数、打点数は自己最多で、本塁打数は自己最多タイ。ただ、右方向への本塁打が0本だったことを受け、今季は逆方向への長打量産で開眼を期する。

 「手を意識しすぎずに、いかに体の近くを通ってバットを出せるか」

 そう指導内容の一部を明かした。自身の打撃フォームが撮影された昨季の映像も参考にしながら、構えた際のトップの位置を従来より低くするなどして試行錯誤。一方で感覚も大切にする。

 「自分の感覚は絶対になくさないようにしたい。シーズン中、もしダメになった時に、人に教えてもらっていた感覚だと取り戻せないものがある。(いろいろ教えてもらった和田さんからも)“自分の感覚でいいものをどんどん見つけていけばいい”と言われた」

 和田氏の教えを体現しようとするがあまり、自身の感覚を見失わないように注意する。今春キャンプでは秋山、中村奨、野間、ドラフト1位・平川(仙台大)らとの激しい外野争いが待ち受ける。「チャンスは少ないと思う。危機感を持って、位置を確立できるようにやりたい」。サバイバルへ向けては長打力が最大の武器。定位置奪取を狙う大砲が結果で“師匠”に恩返しする。 (長谷川 凡記)

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