MLB 地元中継の自前配信を準備 FanDuel運営会社の財務問題受け

[ 2026年1月9日 08:40 ]

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 MLBは「FanDuelスポーツネットワーク」を運営するメイン・ストリート・スポーツ・グループが財務上の問題を抱えていることを受け、今季の中継体制が不透明な球団について、MLB自らが地元放送を制作・配信する準備があると表明した。8日(日本時間9日)、AP通信が報じた。

 FanDuelネットワークは、カージナルス、ブレーブス、レッズ、タイガース、ロイヤルズ、エンゼルス、マーリンズ、ブルワーズ、レイズの試合を中継しているほか、NBA13球団、NHL7球団の放送権も保有している。しかし、財務問題の影響で12月分の放映権料をカージナルスに支払っていないことが明らかになっている。ロブ・マンフレッドコミッショナーは「何が起ころうとも、ファンは必ず試合を見ることができる」と強調した。

 MLBは2023年5月、当時の放送会社だったダイヤモンド・スポーツ・グループがパドレスへの支払いを滞らせた後、サンディエゴでの中継を引き継いだ実績がある。ダイヤモンドは昨年、連邦破産法11章の手続きを終えてメイン・ストリート・スポーツ・グループに社名変更し、ネットワーク名もFanDuelに刷新された。

 マンフレッド氏は、「我々の焦点は球団が得られる収益を最大化することにある。球団は契約状況を踏まえ、MLBメディアに移行する決断もできる。現在は、すでに大きな年俸支出を行っている中で、最良の収益源とファンに質の高い中継を提供できる手段を評価している段階だ」と説明した。なお、同氏によると、地元メディア収入はMLB全体の20%以上を占めているという。

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