【高校野球】大阪桐蔭・西谷監督が7回制“断固拒否”表明「意味が分からない」新年始動日に思い明かす

[ 2026年1月5日 19:19 ]

選手に声をかける西谷監督(右)(撮影・岸 良祐)
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 今春選抜出場が確実な大阪桐蔭(大阪)が5日、大東市内の同校グラウンドで始動した。

 午前中に同市内の神社を参拝。午後からキャッチボールや打撃練習などで汗を流して新年最初の練習を終えた。今秋ドラフト上位候補に挙がる最速153キロ右腕の吉岡貫介(2年)は「去年、甲子園に行けなかった分、選抜に懸ける思いは強い。甲子園で優勝したいです」と気持ちを新たにした。

 西谷浩一監督は「みんな引き締まったいい顔をしていた。それを見て、僕から話をする必要もないなと思いました」と振り返った。

 取材中、最も言葉に熱を帯びたのは、7回制に関する質問が出た時だった。

 現在、高校野球では7回制導入が議論されている中、「議論する余地もなく、7回制などあり得ないと思います」と言い切った。

 「絶対に反対です。7回にする意味が分からない。もちろん暑さ対策などは必要だが、イニング数をいじることは間違っている。早く気付いてほしいと思っています。ここまで大事なことを簡単に変えていいものではない。失礼な言い方だが、誰に変える権利もない」

 昨年、日本高野連が設置した「7イニング制等高校野球の諸課題検討会議」は、熱中症対策などの観点から7回制導入を提言。この報告を受け取った日本高野連の理事たちが最終判断を下すことになる。

 現場は反対意見が大半を占めている状況に、西谷監督は「これだけ反対意見があるのに、変える意味が分からない。僕は社会人の授業で憲法の話をすることがあるが、他のことは国会議員が過半数で決められるけど、憲法は国会議員の3分2以上の賛成があって、それから国民投票もある。それぐらい簡単に変えられるものではない。(イニング数は)野球の憲法と一緒で、そこだけで決めてはいけない。現場の意見も聞いたりしないといけないと思う。僕一人が言ってもどうにもならないが、最後まで反対したい」と強い思いを明かした。

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