【惜別球人】DeNA・京山 フォークを武器に韓国で再出発「マウンドでは淡々と投げます」

[ 2025年12月27日 05:30 ]

ウイニングボールを手に笑顔を見せる京山将弥投手(右)とアレックス・ラミレス監督
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 2025年のプロ野球は阪神とソフトバンクがリーグ優勝を飾り、日本シリーズではソフトバンクが5年ぶりの日本一を達成した。年俸の大幅アップを勝ち取った選手がいる一方、今季限りでユニホームを脱いで再出発する選手もいる。チームを去りゆく選手を紹介する「惜別球人」。DeNAからは京山将弥投手(27)。

 韓国・ロッテ移籍が決まった京山の第一声は「寒いです」だった。高校卒業以来9年間過ごした横浜から韓国の港町・釜山へ。27歳でDeNAから今オフ戦力外通告を受けたが、野球人生は異国で続くことになった。

 入団2年目の18年4月1日ヤクルト戦で、プロ初登板初先発初勝利。同年6勝した。直球の最速は155キロで切れ味鋭いフォークも投じる「魅惑の快腕」は将来を期待された。

 だがその後は伸び悩んだ。近年は投球フォームに狂いが生じ、勝ち星は24年7月19日のヤクルト戦が最後。今季は1軍登板もなかった。2軍では「もう少しのところまで調子は戻ってきている」と兆しは見えていたが、プロが甘い世界ではないことは知っていた。

 NPBの道は途絶えたが「K―POP」好きのモチベーションは下がらない。11月に入団テストを受け「アジア枠」で入団が決まった。「フォークには自信がある。ここぞ、で投げたい。マウンドでは淡々と投げます」と決意表明した。

 舞台は韓国へ。伝統球団を優勝に導くために腕を振る。本拠地は、DeNAの本拠地・横浜スタジアムを模したと言われる社稷(しゃじく)野球場。慣れ親しんだ雰囲気は、右腕の快投を後押しするに違いない。(大木 穂高)

 ◇京山 将弥(きょうやま・まさや)1998年(平10)7月4日生まれ、滋賀県出身の27歳。近江では1年夏からベンチ入りし2年春、3年夏に甲子園出場。16年ドラフト4位でDeNAに入団。1メートル83、80キロ。右投げ右打ち。

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