阪神・藤川監督 粋な「育成ドラ2山崎照英VS石井大智」即決 来春2・11紅白戦でリクエストに応えます

[ 2025年12月16日 05:15 ]

<阪神新人選手入団発表>ポーズを決める山崎(撮影・北條 貴史)
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 阪神・藤川監督が粋な計らいをする。来春キャンプ中に実施する紅白戦で、育成ドラフト2位・山崎を石井と対戦させることを即決した。

 「山崎くんが石井と勝負したいと言っていたので、(来年)2月11日に(石井)大智と対戦してもらおうと。楽しみだね」

 決め手になったのは会見での一コマだ。司会者に対戦したい投手を聞かれた山崎が「50試合連続無失点をしたボールを間近で見たい」と発言したことで、両者のマッチメークを即断した。

 「この言葉一つで大きなチャンスをつかむわけですから。おもしろいもんですよね」

 “新入社員”のリクエストを、さっそく聞き入れるというサプライズ采配は、決して思いつきだけではない。昨季の関西独立リーグでは、40試合で74盗塁も荒稼ぎをした。50メートル走5秒8の足に、「走り屋」としてのポテンシャルを感じている。

 日本球界を見わたせば、モーションが比較的大きい投手が多い助っ人勢が先発ローテーションに占める割合が増えた。「足の速い選手を探していたので。どの球団も外国人を頼りにしている状況ですから」。スピードでチャンスを拡大できる人材の発掘が、連覇のカギを握ると指揮官は考えている。

 「育成で獲れたというだけで、能力的には欲しい選手ですから。近未来、1軍で起用できる選手しか育成で指名してないですから」

 育成新人だった工藤と早川が今季、支配下で一定の力を見せたのは、記憶に新しいところ。良ければ使う。藤川監督の方針は明確だ。(倉世古 洋平)

 ≪山崎は出世番号≫
 育成ドラフト2位・山崎は、「出世番号」から支配下昇格を目指す。「129」はかつて高橋や、今季シーズン途中に支配下登録された早川が背負ってきた背番。50メートル走5秒8の俊足が武器の韋駄天(いだてん)は、「キャンプからアピールして、支配下(登録)をもらえるくらいの気持ちで」とスピード出世に意欲を示した。関西独立リーグで24年に40試合74盗塁を記録した「盗む技術」を、春季キャンプの紅白戦から見せつける構えだ。

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