阪神・才木浩人 母校・須磨翔風高で語った「才木杯」創設構想 未来のプロ野球選手誕生後押しへ

[ 2025年12月7日 05:15 ]

ユニホームをプレゼントする才木(左)(撮影・中辻 颯太)
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 阪神・才木浩人投手(27)が6日、母校である神戸市須磨区の須磨翔風高校で、同校の先輩、後輩のプロ野球選手とともに自身の名が初めて冠された「第1回福・才木・安田旗ジュニア少年少女選手権大会」を観戦。右腕は「どんどん増えていくことはすごくいいこと」と、将来的な「才木杯」創設も構想した。

 才木は、野球少年少女のためなら協力を惜しまない。その一環として脳裏に思い浮かべたのが、「才木杯」創設だ。

 「機会があるんだったら、どんどんやっていけたらいい。できるだけ(野球大会などは)協力したい。(自分が応援できる大会が)どんどん増えていくことはすごくいいこと」

 今季12勝を挙げ、防御率1・55で最優秀防御率タイトルを獲得した。国内随一の人気球団に属し、知名度も全国区。今や名実ともに球界でもトップクラスの投手に成長した。同学年でチームメートの佐藤輝も「佐藤輝杯」開催に意欲を示しているように、自らに求められる役割を果たす側に立った。そこで自身の名が冠された大会を主催し、未来のプロ野球選手誕生を後押しする構想を始めた。

 自身が目を輝かせた体験を後進たちにも還元する。中学時代に参加した野球教室。当時、阪神のエース格だった能見篤史氏から直接指導を受けたことが一つの契機となった。3年冬の時点で強豪私学からの誘いがなかった背中を「見返してやれよ」と押してもらって進学した須磨翔風で急成長し、16年ドラフト3位で阪神入団。「能見さんと野球教室でご一緒させていただいて、その時の能見さんの言葉とかは今もすごく記憶に残っている」。だから今度は、導く役割を担う。

 「(関わった子どもたちがプロ野球選手になるのが)凄く楽しみ。同じユニホームでも違うユニホームでも、同じ世界にいるというのは僕にとっても刺激になる」

 この日は母校で「第1回福・才木・安田旗ジュニア少年少女選手権大会」を観戦。決勝と3位決定戦に出場する4チームの少年少女へ向け「自分も野球が好きでやっています。一つ一つのプレーを楽しんでやってほしい。全力で声を出して、楽しんでいる姿を見せてほしい」とエールも送った。もっと多くの笑顔を見るために、腕を振る。(石崎 祥平)

≪プロ野球選手の名前を冠した大会≫  ☆イチロー杯争奪学童軟式野球大会 オリックス在籍の96年に第1回を開催。出身地の愛知県とその隣県のチームが参加。マリナーズで現役引退の19年まで24大会が行われた。

 ☆松井秀喜旗争奪学童野球大会 出身地の石川県野球協会創立60周年の05年に第1回を開催。当初は石川、富山、福井の北陸3県のチームが出場。現在は長野、新潟を加えた北信越5県のトーナメント大会になっている。

 ☆鈴木啓示「草魂カップ」学童軟式野球大会 近鉄で通算317勝の功績を称え、出身地の兵庫県西脇市で13年に第1回を開催。25年の第13回には32チームが参加。

 ☆阿部慎之助杯争奪国頭地区中学校軟式野球大会 巨人で現役時代の自主トレ地、沖縄県伊江島で中学生を対象に20年からスタート。今年も2月に第6回が行われた。

 ☆西勇輝チャンピオンシップ 地元・三重県の学童軟式野球のために今年から開催。県内から16チームが参加。チーム未所属の小学1、2年生対象の野球教室も行われた。

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