阪神・若林忠志賞に佐藤輝明 小児がん患者の支援団体に寄付活動 1本塁打10万円で今年は400万円

[ 2025年11月24日 15:01 ]

昨年11月、小児がん患者支援の寄付活動で感謝状を受け取った阪神・佐藤輝(阪神タイガース提供)
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 阪神は24日、チーム内で社会貢献活動やファンサービスに取り組んだ選手をたたえる若林忠志賞に佐藤輝明内野手(26)を選んだと発表した。2023年から小児がんの支援団体へ公式戦1本塁打につき10万円の寄付活動を行っている。40本塁打で本塁打王に輝いた今年は400万円で、3年間通算で800万円にのぼる。

 27日の球団納会で表彰される。表彰状と賞金100万円、活動資金100万円が贈られる。

 佐藤輝が寄付を行っているのは、小児がん患者の支援団体である公益財団法人「ゴールドリボン・ネットワーク」(東京都豊島区)。昨年11月に感謝状を贈られた際、佐藤輝は次のように話していた。

 「僕自身もたくさんの方々の支えがあって野球ができている。その気持ちを何かしらの形で返していけたらという思いで寄付活動をさせてもらっています。成績に応じて今後も続けていきたいと思っていますし、この活動を1つのモチベーションにしながら、しっかり結果を出していけるよう頑張ります」

 小児がん支援活動啓発のため、今年9月6日、甲子園球場でのファーストピッチセレモニーに患者の少年2人を招待した。投球後は佐藤輝が出迎え「がんばってね」と励まし、サインボールをプレゼントしている。

 佐藤輝はまた、自身の後援会とともに、地元西宮で少年野球教室を毎年オフに開催。野球のすそ野を広げる活動も行っている。

 若林忠志賞の過去の受賞者は以下の通り。

 ▽第1回(2011年)桧山進次郎 母子生活支援施設の子どもを招待。震災遺児施設の訪問。
 ▽第2回(2012年)藤川球児 不登校児、フリースクール児童を招待。骨髄バンク支援。
 ▽第3回(2013年) 岩田稔 1型糖尿病患者を招待、施設訪問。同研究基金に寄付。
 ▽第4回(2014年) 久保田智之 6年間で少年野球チームの子ども7千人以上を招待。
 ▽第5回(2015年) 鳥谷敬 自主トレ先・沖縄で闘病中の子どもにプレゼントし交流。
 ▽第6回(2016年) 能見篤史 1勝につき10万円分の玩具を西宮、豊岡の施設に贈呈。
 ▽第7回(2017年) 該当者なし
 ▽第8回(2018年) 北條史也 1年目から障がい児入所施設や母子医療施設などを訪問。
 ▽第9回(2019年) 西勇輝 日本赤十字社や子どもサポートプロジェクトへの寄付活動
 ▽2020年はコロナ禍で選定見送り。
 ▽第10回(2021年) 岩貞祐太 故郷の熊本地震の義援金、少年野球への軟式球寄贈
 ▽第11回(2022年) 原口文仁 自身は大腸がん克服。小児がん医療施設訪問や寄付。
 ▽第12回(2023年) 近本光司 「近本シート」や自主トレ先・沖永良部島で野球教室。
 ▽第13回(2024年) 岩崎優 故郷・静岡市と本拠地・西宮市の児童福祉施設などに登板数に応じ玩具を寄贈。

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