選抜当確の帝京が早くも来春導入DH制の試験運用開始!金田監督「山梨学院さんの記事を見まして…」

[ 2025年11月23日 22:36 ]

練習試合   帝京7―1国学院久我山 ( 2025年11月23日    帝京 )

DH制の最適解を探る金田監督(撮影・柳内 遼平)
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 秋季高校野球東京大会を制し、来春選抜の出場を当確とした帝京が23日、国学院久我山と練習試合を行い、7―1で快勝した。

 金田優哉監督は「周囲から“国学院久我山さんはこの秋、凄く良いチーム”と聞いていまして、ぜひ練習試合を、とお願いしたところです。秋はたくさんの公式戦を戦うことができ、試合の進め方、勝ち方はある程度分かってきたので、あとは全国で勝つために基準を上げていく作業をしたい」と語った。

 来春選抜から高校野球に導入される指名打者(DH)制への適応が躍進の鍵となる。この試合では本来、一塁手と投手を兼任する右腕・安藤丈二(2年)がDHに入った。「先日、山梨学院さんの(投打二刀流の)菰田選手をDHにしてブルペンで(救援登板を)待機できるという記事を拝見しまして、ちょっとやってみようかなと。守りのストレスもないですし、打線は厚くなりますよね。パターンを持っておく必要があると思います」と準備を進めている。

 さらに金田監督は投手の練習メニューにも言及した。「DHを解除して投手が守るケースを想定して、パスカルや安藤らの主力投手はこの冬も守備、打撃、バント練習は継続します。(現状でベンチ入りしていない)他の投手はピッチャーの練習に専念することも可能です」と構想した。選抜でベンチ入りしない投手には当然、試合で打撃や他のポジションを守る機会は訪れない。つまり、現状でベンチ外の投手はまずは投球能力を伸ばすためのメニューに集中することが可能だ。逆転でベンチ入りを果たしたとしてもDHを解除しなければ打撃、他ポジションでの守備力は試合に影響を与えない。

 「どのチームにも向かい風が吹くことはないと思います。可能性が広がる選手もたくさんいるでしょうし、夏になった時こそ、ピッチャーの負担軽減という意味で生きてくると思いますね」と好意的に受け止めた。高校野球100年の歴史に加わるDHの歴史。強打で打ち勝つことを追求してきた帝京は追い風にしたい。(柳内 遼平)

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