楽天 DeNA・伊藤を獲得!今オフFA移籍1号 補強ポイント合致、単年契約の見込み

[ 2025年11月18日 06:00 ]

DeNAの伊藤光
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 楽天が海外フリーエージェント(FA)権を行使したDeNAの伊藤光捕手(36)を獲得することが17日、分かった。捕手が補強ポイントだった楽天は出場機会を模索していたベテランと、この日までに水面下で交渉し、今オフのFA移籍1号となった。契約は単年の見込みで近日中にも正式発表される。

 FA交渉解禁から5日。出場機会を模索していたベテラン捕手が杜の都へ新天地を移すことが判明した。

 伊藤はプロ18年目の今季は1軍で6試合の出場にとどまっていたが、2軍では75試合に出て打率・309をマーク。健在ぶりを示し、熟考の末に「今後の野球人生を考え、他球団の評価を聞いてみたい」とFA権行使に踏み切っていた。

 伊藤は明徳義塾から07年高校生ドラフト3巡目でオリックスに入団し、定評のあるリードとしぶとい打撃で14年にベストナインとゴールデングラブ賞に輝いた。18年途中にトレードでDeNAに移籍したが、近年は山本の成長もあり、出場機会が減少していた。

 楽天の補強ポイントにも合致する。今季は29歳の太田がチーム最多の81試合で先発マスクをかぶったが、打率・176と振るわなかった。春先にブレークした堀内も背中の張りなどで離脱。昨季52試合で先発起用された石原もチャンスをつかみきれず、21年ドラフト2位で覚醒が待たれる安田も故障の影響で、4年目で初めて1軍出場機会がなかった。

 今季は藤平、西口らブルペン陣は奮闘したが、先発陣が試合をつくれないシーンが目立った。526失点はリーグで2番目に多く、4年連続4位の一因に。球団は伊藤の人柄や献身的な姿勢が若手の刺激になることにも期待。チームに精神的支柱となるような捕手が不在の中、18年間で計1063試合に出場するなど、経験豊富なベテランの加入でバッテリーの底上げを狙う。

 ◇伊藤 光(いとう・ひかる)1989年(平元)4月23日生まれ、愛知県出身の36歳。明徳義塾では3年夏の高知大会準優勝が最高。07年高校生ドラフト3巡目でオリックス入り。13年に正捕手に定着し、14年にベストナイン、ゴールデングラブ賞、最優秀バッテリー賞。18年7月に交換トレードでDeNA移籍。1メートル80、88キロ。右投げ右打ち。

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