西武・今井達也のポスティング申請は20日 代理人ボラス氏が理由明かす 山本由伸の活躍の影響にも言及

[ 2025年11月13日 06:23 ]

代理人のスコット・ボラス氏
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 ポスティングシステムを利用して大リーグ移籍を目指す西武・今井達也投手(27)の代理人を務めるスコット・ボラス氏(73)が12日(日本時間13日)、米国ネバダ州ラスベガスで開催されているGM会議の会場で報道陣の質問に答えた。

 ボラス氏は日米の報道陣約60人の前に立った。米メディアの取材の後に、日本メディアの取材にも応じた。「投手の需要は非常に高い。これ以上ないタイミングで彼は市場に出ることになった。彼はFA市場で最も若い投手で、今年のパフォーマンスも素晴らしかった。NPBで山本と同レベルの投球をしてきた」とドジャースを世界一に導く大車輪の活躍を見せた同じ98年生まれの山本由伸投手を引き合いに出して、右腕をアピールした。

 注目のポスティング申請の時期については、米国時間19日(日本時間20日)になるとし、「それはアメリカの休日制度の関係だ。12月31日と1月1日はチームのオフィスが閉まっている。だから、もし交渉が長引いても1月2日に契約を正式に締結できるようにしたかった。必ずしもそこまでかかるとは言わないが、そういう理由だ」と説明した。

 今井に関し、米メディアは5年以上の契約年数で、1億ドル(約154億円)を超える契約を予想している。米移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は今井の契約規模を6年総額1億5000万ドル(約231億円)と予測し、トップ50フリーエージェントの7位にランクしている。

 「彼は山本と同等のレベルで投げている。球速も同じくらいだ。だが重要なのは彼のチェンジアップで、スプリッターとは少し違う。スプリッターのように機能するが、腕への負担が少ない。そのため多くのチームが興奮している。去年、山本を逃したチームが彼のような投手を探していたが、今年また同タイプの投手が出てきた。今年のパフォーマンスを見て、みんな“これは手に入れられなかったタイプの投手だ”と思った」とし、スライダーについても「野球をやっている人がホームプレート後方で彼のスライダーを見ると、“打てない、打てない”と思うだろう」と話した。

 「山本由伸の活躍で日本投手の条件が上がるのか」と問われたボラス氏は「そうは思わない。ヤマモトの契約を見ればわかる。ギャレット・コールは3億2400万ドルを9年契約で得た。一方ヤマモトは12年契約で同額(総額3億2500万ドル)だ。だから平均年俸はかなり低い。総額は悪くないが、平均年俸が低くなっている。しかも近年では、37歳のシャーザーやバーランダーが年4400万ドルを得ていた。私がシャーザーの契約をやったとき、最高はコールの3600万ドルだった。それを考えると、今は平均年俸が非常に重要になっている。年数も大事だが、それよりも年俸水準が重要だ」と条件について踏み込んで言及した。

 「我々は全チームの話を聞く。選手に30チームすべての選択肢を与えたいからだ。その上で、彼自身がどのマーケットに行きたいかを決める。ときどき選手によっては“ここではプレーしたくない”ということもある。だからチームには“興味があるなら知らせてくれ”と伝えている。それを今井に持ち帰り、彼が優先順位を決める」と話した。
 

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