ドジャース・パヘスが不正賭博“阻止”!?意図的ボール球→積極性スイングで空振り「計画を台無しに…」

[ 2025年11月11日 11:55 ]

ドジャース・パヘス
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 ドジャースのアンディ・パヘス外野手(24)が、野球賭博に不正に関与したとして通信詐欺などの罪で起訴されたガーディアンズのエマニュエル・クラセ投手(27)の賭けを“失敗”に終わらせたと10日(日本時間11日)、複数の米メディアが報じた。

 クラセは前日までにチームメートのルイス・オルティス投手(26)とともに意図的にボール球、97・95マイル(約158キロ)より遅い球を投げるなどし、野球賭博に不正関与したとして、通信詐欺などの罪で起訴された。

 AP通信によると、クラセ被告は23年には不正を始め、オルティス被告は今年6月に加わったとされる。賭けで少なくとも45万ドル(約6930万円)の利益を得ており、両被告は数千ドルの報酬を受け取ったという。

 米メディア「ラリー・ブラウン・スポーツ」は公開された起訴状から、パヘスがクラセの賭けを“失敗”に終わらせたと報道。今年5月28日のドジャース―ガーディアンズ戦で7―4とガーディアンズ3点リードで迎えた9回、クラセがマウンドへ。先頭打者として打席に立ったのがパヘスだった。クラセは初球、意図的にホームベース付近へ低めのスライダーを投じたが、パヘスはボール球にも関わらず空振りした。

 同メディアは「起訴状によると、賭け屋の男はクラセの投げる球がボール球か死球になるとして4000ドル(約61万円)を賭けていた。しかし、パヘスがこの意図的なボール球をスイングしたため、賭けは失敗に終わった」と記した。この賭け屋がクラセに対し、トイレットペーパーで首を吊る男性の画像をテキストメッセージで送信。クラセが悲しい子犬の画像を返信したことも報じた。

 地元メディア「ドジャースビート」も「パヘスはストライクゾーンから大きく外れた球であっても、打席で受け身になるタイプではない」と紹介。「パヘスのチェイス率(ストライクゾーン外の球に手を出す割合)は33%」とも指摘。パヘスの積極性がクラセたちの賭けを失敗に終わらせたとしている。

 クラセはこのイニングを10球で終え、ガーディアンズはドジャース戦に勝利。「ハイライトだけを見ていれば、誰も何とも思わなかっただろう」とパヘスの空振りは本来であれば何気ない1シーンに過ぎなかったとしたが、「綿密に練られた計画を台無しにしたのは名を挙げようと奮闘していた若きドジャース選手だった。パヘスは知らず知らずのうちに賭け屋と選手が予測不可能なスポーツを“演出”しようとすることがいかにリスキーか暴いた」と結んだ。

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