FA申請期間最終日 2選手が“滑り込み”権利行使表明 阪神・近本はギリギリで残留決断 13日交渉解禁

[ 2025年11月11日 20:00 ]

(上段左から)中日・松葉、ソフトバンク・東浜、DeNA・伊藤 (下段左から)楽天・則本、辰己、日本ハム・松本、石井
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 プロ野球のフリーエージェント(FA)有資格者が権利行使できる手続き期間が11日、最終日を迎えた。申請した選手は在籍球団に意思を通知すれば、12日にコミッショナーからFA宣言選手として公示され、翌13日から所属球団を含む他球団とも契約交渉が可能となる。

 最終日となったこの日は日本ハムの松本剛外野手(32)と楽天の辰己涼介外野手(28)が権利を行使する意思を球団に伝え申請書類を提出したと発表。中日の柳裕也投手(31)、巨人の中川皓太投手(31)、DeNAの森原康平投手(33)、ロッテの藤岡裕大内野手(32)は権利を行使せず残留すると発表した。

 今年8月に国内FA権の資格条件を満たした阪神の近本光司外野手(31)はギリギリまで熟考した上で残留を決断。最終日のこの日も球団と交渉の席に着き話し合った。権利行使の申請リミットは午後11時59分だったが、夕刻を過ぎた後に最終結論に達した模様。交渉後に取材対応し、自らの口から「FA権を行使せず、残留することを決めました」と説明した。決め手については「やっぱり甲子園で7年間やってきて、ファンの方だったり、その歓声であったり、その中で野球するっていう素晴らしいことを、それをこれからも続けたい、その中で楽しく野球したいなという風に思いました」と、甲子園の大歓声が背中を押したと明かした。

 また、海外FA権を取得しているDeNAの桑原将志外野手(32)は、10月17日のCSファイナルS敗退後に練習とロッカー整理のため神奈川県横須賀市の2軍練習施設を訪問し「休み期間中に考えすぎて、頭がごっちゃごちゃになった。これから本格的に(球団と)話はする。どうなるか分からない」と話していた。申請期間は11日午後11時59分まで。

 ここまで行使を表明している主な選手は、国内FA権が楽天・辰己、日本ハム・松本、ソフトバンク・東浜巨(35)、日本ハムの石井一成内野手(31)ら。海外FA権はDeNA・伊藤光捕手(36)、楽天の則本昂大投手(34)、中日・松葉貴大投手(35)。

 行使せずに残留を表明した主な選手は、中日の柳、巨人の中川、DeNAの森原、阪神の梅野隆太郎捕手(34)と岩貞祐太投手(34)、オリックスの山岡泰輔投手(30)と岩崎翔投手(36)、日本ハムの玉井大翔投手(33)。

 10月22日に公示されたFA有資格者で国内FAを今季取得したのは阪神・近本ら18選手、海外FA権は西武・源田壮亮内野手(32)ら12選手。新たに30人が取得し、合計104選手。

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