広島・新井貴浩監督「正直言って、ちょっとビックリしました」 14安打11得点、若鯉の躍動に満面笑み

[ 2025年11月10日 17:34 ]

練習試合   広島11―14侍JAPAN ( 2025年11月10日    サンマリンスタジアム宮崎 )

<日本・広> 新井監督(右)と談笑する井端監督(撮影・須田 麻祐子)
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 広島は10日、秋季キャンプ地の宮崎で侍ジャパンとの練習試合を行った。試合は11―14の乱打戦で、課題と収穫の両面が鮮明となったが、新井貴浩監督(48)は14安打で11得点を奪った打線を評価した。

 想定を上回る若鯉たちの躍動に目を奪われた。日本を代表する投手に計14安打を浴びせ、11点を奪った打線。新井監督は「ウチの若い選手がどのような反応するのかなと、今日楽しみにしてたんですけれども、正直言って、ちょっとビックリしました」と笑顔を見せた。

 もちろん「ビックリ」は嬉しさを伴った驚きだ。「いい意味で、ですね。あの、みんな打席の内容もいいですし、ケースバッティングもしっかりできてましたし。捉えた打球もすごくたくさんあったので、これは、ちょっとビックリしましたね。みんな、成長しているなと感じました」と言葉をかみしめた。

 スタメン野手9人で最年長は坂倉の27歳。9人の平均年齢24・7歳の若きナインは目の色を変えて侍に挑んだ。初回に大量失点を喫しても、反撃のチャンスを虎視眈々と狙った。驚異的な集中力を見せたのは0―4で迎えた3回だ。侍ジャパン3番手・隅田から先頭の佐藤啓が中前打で出塁。1死二塁から9番・中村貴が四球を選び、上位打線につなげると、1番・久保も右前打で満塁とするチャンスメーク。2番・矢野が中前への2点打を放って、点差を縮めた。

 さらに続く坂倉の左前打で1点差とすると、渡辺の遊ゴロで同点。2死三塁から5番・林が中前に勝ち越し打を放った。侍ジャパンの初回の攻撃同様、打者9人で5安打を記録。安打に2盗塁を絡めるなど、機動力も駆使する猛攻で5点を挙げた。4、5回にも四球や相手のミスを絡めながら得点を挙げると、9―14の9回には松山を攻め、4本の安打で2点を奪った。

 1番で起用した3年目の久保が3安打を放つなど、先発野手では中村貴以外、全員が安打を記録。中村貴も2四球を選ぶなど、つなぎに徹した。「本当に成長してるなというふうに、野手ですね、感じました。これをね、継続してキャンプを過ごしていきたいなと思います」。2年連続Bクラスから巻き返し、来季8年ぶりのリーグ制覇を目指すカープ。秋の段階で、大きな収穫を得た。

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