ロッテ・吉川悠斗 紅白戦で3回4奪三振 サブロー新監督“幕張のランディ・ジョンソン”に期待

[ 2025年11月2日 05:15 ]

ロッテ紅白戦   紅組1―0白組 ※特別ルール ( 2025年11月1日    都城 )

紅組の先発で3回を無安打無失点、4奪三振と好投した吉川
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 “幕張のランディ・ジョンソン”の覚醒に期待だ。ロッテの高卒3年目左腕・吉川悠斗投手(20)が1日、宮崎県都城市での秋季キャンプ初の紅白戦で3回、4三振を奪って完全投球。サブロー新監督(49)は、来季の先発ローテーション入りに大きな期待を寄せた。

 最後は3球三振だった。3回2死。紅組の先発・吉川は左の小川を2球で追い込むと、最後は144キロの外角直球で見逃し三振。3回を37球、走者を一人も許さず4三振を奪って堂々とマウンドを降りた。

 「フェニックス(リーグ)の時から真っすぐはしっかりいっているなと思っていたので今日も真っすぐ主体で、少し変化球を交ぜられたらぐらいのイメージだった。イメージ通りにいって三振を取れたので良かったです」

 右膝を高く上げながら投球する1メートル85の大型左腕。黒木投手コーチは「うちのランディ・ジョンソン」と期待する。サイ・ヤング賞5度のMLBを代表する左腕に例えられた本人は「ただ左で背が高いから…」と照れつつ「(ランディのように)なれたらいいですね」と笑みをこぼした。

 22年育成ドラフト1位左腕。3年目の今季は2軍で12試合5勝2敗、防御率3・36をマークし7月に支配下契約を勝ち取った。8月1日の西武戦で救援登板してプロデビュー。同21日の楽天戦では初先発で5回4失点も初勝利を手にした。1軍登板はその2試合のみだったが、先発左腕は強化ポイント。最下位からの再建を目指すサブロー新監督は「うちは左が少ないので、吉川も出てきてくれたら助かりますね」と20歳左腕に期待を寄せた。

 秋季キャンプのテーマに「体づくりを継続していくこと。ピッチングではクイックであったり配球、球の出し入れ」を挙げた吉川。“幕張のランディ”を目指し「もう1つ2つレベルアップできたら」と貪欲だった。 (大内 辰祐)

 ◇吉川 悠斗(よしかわ・ゆうと)2005年(平17)3月14日生まれ、埼玉県吉川市出身の20歳。中学時代は吉川美南ボーイズに所属。浦和麗明ではエースとなった2年秋の埼玉県大会で同校史上初の8強入り。3年夏の埼玉大会では2回戦で20奪三振をマークした。22年育成ドラフト1位でロッテ入り。1メートル85、82キロ。左投げ左打ち。

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