ソフトバンク・山川穂高“どすこい封印” 「今年の成績を許してはならない」来季へ早くも始動

[ 2025年11月2日 06:00 ]

ウエートバーを手に砂浜を歩く山川 (撮影・成瀬 徹)
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 “どすこい封印”で一振りに集中する。日本シリーズタイ記録の3試合連続本塁打を放ち、MVPの活躍で日本一奪回に貢献したソフトバンク山川穂高内野手(33)が1日、来季へ向けて早くも始動した。レギュラーシーズンでは無冠に終わった大砲は、19年から続けてきた「どすこい」の本塁打パフォーマンスをやめると宣言。オフは練習漬けで豪打復活を目指すと気概を示した。

 日本一達成後の休みはわずか1日。1並びの11月1日、山川が相当な覚悟で来季へ向けて始動した。

 「来年からは“どすこい”をやめます。絶対に今年の成績を許してはならない。怖いくらい試合に集中しようかなと」。おなじみとなった本塁打パフォーマンス「どすこい」を今季限りでやめると宣言。この日は福岡市内の砂浜での走り込みやスイングの確認などで汗を流した。

 「どすこい」は松田宣浩氏の「熱男」ポーズに刺激されて西武在籍時に始めた。それまでは顔が似ていると言われていた人気お笑い芸人・ゆりやんレトリィバァの鉄板ネタ「調子乗っちゃって」ポーズだった。ファンの前で「どすこい」を初披露したのは、47本塁打で初めて本塁打王となった18年オフのイベントだった。「相撲の御嶽海にも似ていると言われるので」と、四股を踏んで、両手を前に突き出す元祖バージョンを実演し「どすこ~い!」とかけ声を求めた。

 実戦では19年3月5日のソフトバンクとのオープン戦で満塁弾を放った際に初めて披露した。同年3月29日のソフトバンクとの開幕戦で満塁弾を放った際に公式戦で初パフォーマンス。球場が一体となる様子がうれしかったという。

 ただ、ソフトバンクに加入して2シーズンが終了して心に変化が生まれた。「天性の人には勝てない。こっちは分析派だけど、ギーさん(柳田)とかはご飯食べてるごとく(野球)を楽しんでる。コンちゃん(近藤)もそうだけど“ザ・野球小僧”。あういう風になりたいなと思っていたけれど」。12年目の今季は130試合出場で打率・226、23本塁打、62打点で無冠に終わった。両腕をスタンドに向かって高く掲げて「どすこ~い!」と叫ぶ“簡易版”を続けていたが、来季はパフォーマンスよりも結果で魅せる。

 阪神との日本シリーズ第4戦でシリーズタイ記録の3試合連続本塁打を放った後に披露したのが「ラストどすこい」(山川)となった。「今日からめっちゃ練習して一番の結果を出す。グラウンドでは一切、歯を見せないくらい集中していきたい」。ガチ集中で復活を目指す。(井上 満夫)

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