ドジャース連覇へ逆王手!山本由伸が6回1失点と崖っ縁で好投「プレッシャーあったけど全力で投げました」

[ 2025年11月1日 12:11 ]

ワールドシリーズ第6戦   ドジャース3―1ブルージェイズ ( 2025年10月31日    トロント )

ワールドシリーズ<ブルージェイズ・ドジャース>6回まで1失点と好投の山本(撮影・沢田 明徳)
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 ドジャース山本由伸投手(27)が10月31日(日本時間11月1日)、敵地でのブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第6戦に先発。6回96球を投げて5安打1失点と試合をつくり、負ければ連覇消滅の崖っぷちの一戦で好投。チームは右腕の力投もあり接戦をものにして勝利し、対戦成績を3勝3敗のタイに戻し逆王手をかけた。「1番・DH」で先発出場した大谷翔平投手(31)は3打数1安打だった。

 初回は1死からルークスのゴロを三塁手・マンシーが捕球できず失策で出塁を許したが、3番・ゲレロをカーブで注文通りの三ゴロ併殺に仕留め無失点。上々の立ち上がりを見せた。

 2回も相手打線を3者凡退に封じたが、味方打線が3点を先制した直後の3回、先頭・バージャーに左翼線二塁打を許すと、2死三塁から右脇腹を痛めているスプリンガーに3ボールとカウントを悪くしたところで外角カットボールを中前に運ばれ、失点した。それでも次打者・ルークスを左飛に打ち取り、最少失点でしのいだ。

 3―1の6回は先頭・スプリンガーを遊ゴロに打ち取った直後にアメリカ合衆国の国旗を持った男がグラウンドに乱入。左翼付近で警備スタッフに取り押さえられるハプニングで試合が一時中断した。これにはファンだけでなくブルージェイズベンチもブーイングするなど異様な雰囲気となったが、山本は動じることなくルークスを中飛。ただ、ゲレロには左翼へ二塁打を許し、ビシェットも四球で歩かせたが、最後はバーショをスプリットで空振り三振。無失点でしのいだ。

 前回登板となった10月25日(同26日)のWS第2戦は、9回まで1人で投げ抜き105球で4安打1失点。ブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦に続き、2試合連続で完投勝利した。

 完投勝利から中1日で迎えた27日(同28日)の第3戦は延長18回に及ぶ死闘が繰り広げられると、自ら志願してブルペンで準備。結果的にフリーマンのサヨナラ弾で試合が決し出番はなかったものの献身的姿勢が話題を呼んだ。

 チームは第5戦に敗れ2勝3敗と敵軍に王手をかけられて第6戦を迎えた。それでも3回にスミスの適時二塁打で先制すると、不振だったベッツが2死満塁から左前に2点打を放ち3点を先取。山本、後を継いだロブレスキが7回の1イニングを無失点に抑えると、8回からは新守護神・佐々木朗希が登板。9回に無死二、三塁とピンチを招いて降板したものの後を継いだグラスノーが後続を断って無失点で試合を締めた。負ければ終わりの崖っぷちの一戦を制し、3勝3敗のタイに戻し、2年連続の世界一へ逆王手をかけた。

 ゲームセットを迎えると、ベンチの山本は佐々木と両手を突き上げ絶叫。ハグを交わして勝利を喜んだ。試合後のインタビューでは「前回立ち上がりピンチになったので、今回は特に抑えたいなと思ったのでまずそこが上手くいったのと、その先、ランナーためながらのピッチングが多かったんですけど、なんとか低め低めに投げていけたので、点は取られましたけど、なんとかリードを保って次につなぐことができましたし、とにかく今日勝ち切れたので良かったです」と納得の表情を見せた。

 そして、負ければ終わりの崖っぷちの一戦での好投に「やっぱりプレッシャーはありましたけど、とにかく良い結果になることを願って全力で投げました」と胸を張った。

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