ドジャース・ロバーツ監督 伝説再び!? ベ―ラン中にこけて「あぁ!やっちまった!」

[ 2025年11月1日 01:30 ]

パーカーを泥だらけにして足を痛めた素振りをするロバーツ監督(撮影・沢田 明徳)
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 全体練習が始まるとドジャースデーブ・ロバーツ監督は俊足の金慧成(キム・ヘソン)を一塁に立たせ、自身は5メートルほど二塁方向に立った。一塁から三塁までのベースランニング競走だ。

 スタート後、ロバーツ監督は抜かされると思ったか、二塁を踏まずにショートカットして三塁に向かったが、足がもつれて前方に突っ伏した。大きな笑い声が球場内に響き渡り、胸元から膝下まで土まみれの指揮官は「あぁ!やっちまった!」と叫び「これ(映像)は表に出さないでくれ」と照れ笑い。爆笑していたフリーマンは近寄って「これが我々が必要としていたものだ」と語り、指揮官とハイタッチを交わした。

 現役時代に通算243盗塁を誇る。中でも語り草が、レッドソックス時代の04年に0勝3敗で迎えたヤンキースとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦。1点を追う9回に代走で二盗を決め、次打者の中前打で同点のホームを踏み、延長12回にサヨナラ勝ち。チームはそこから4連勝を飾り、86年ぶりにWSを制覇した。「伝説の盗塁」と語り継がれている。

 フリーマンの言葉通り、負けたら“終戦”の大一番を前に、どこか漂っていた緊張感は、この大転倒で一気に明るくなり、笑顔や活気があふれた。崖っ縁からの2連勝で21世紀初のWS連覇を決めれば、「伝説の走塁」として再び語り継がれるかもしれない。(柳原 直之)

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