落合博満氏 セのDH制導入は日本人選手にはチャンス拡大より、狭き門? 国内のドラフトも変わらない!

[ 2025年10月17日 20:00 ]

落合博満氏
Photo By スポニチ

 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(71)が17日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。2027年度からセ・リーグでも導入が決定しているDH制度について、「編成面で変わると思うが、国内のドラフトは、そんなに変わないと思う」と、予見した。

【動画】落合博満 セ・リーグのDH制導入で何が変わる?

 セ・リーグのDH制導入によって、、一部では「打つことに特化した選手にも機会が増える」との意見もあるが、落合氏は「DHになると使える選手が多くなるとかっていうようなこと言うじゃない。メンバーが固定される可能性も高いんだわ、逆に」と話した。

 「ピッチャーのところだから代打を送れる。代走も送れる。そこにDHが入ってれば、なかなか代えることができなくなるんだよね」

監督経験者だからこその考えがそこにあった。

 「レギュラーとして出るのは、うまい連中が出ているわけだから。今の野球を見てれば、どんどんレギュラークラスのところに選手を入れ替えいくようなゲームの運び方はあるけどね。それは本当の意味でレギュラークラスが確定していない中での使い方。これがうちのレギュラーだ、(この)8人で野球やるんだっていうところになって、そこにDHが入ってくると(メンバーは)代えるところがなくなってしまう。このバッターは打つこと専門と、一つのポジションを与えるわけだから、じゃあそこにピンチヒッターを使う?」

 チャンス拡大どころか、逆に狭き門となってしまうのか。

 さらに国内ドラフトでは守備が苦手でも、打撃力があれば指名される可能性は高まると見られているが落合氏は、

 「国内のドラフトはそんなに変わらないと思う。高校生、大学生、社会人で、このバッティングはプロでも通用する、でも他はダメだよなというような選手は、そうは出てこないんじゃないのかな」

 しかし「編成面は変わる」と、助っ人外国人選手に関してはこれまでとは選択方法が違ってくるという。

 「外国人を探してくるときに、パ・リーグは打てればいいということで連れてくる。これまでのセ・リーグはある程度、守ってくれなきゃ困るっていう選手。それが、もう守らなくていい、走れなくても打てさえすればいいっていうんであれば、連れてくる選手も変わる。あくまでDHは外国人に絞られるんじゃないのかなと思うけどね」

 2027年シーズン、セ・リーグのDHはどんな選手が並んでいるのだろうか。
 

「落合博満」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年10月17日のニュース