フェニックス・リーグ出場予定の阪神主力組が台風接近で宮崎入りを取りやめ甲子園に残留

[ 2025年10月10日 05:15 ]

<フェニックスリーグ 神・くふうハヤテ>9回、原口を代打に送る阪神・藤川監督(左端)(撮影・岸 良祐) 
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 阪神は9日、調整のため11、12日の「みやざきフェニックス・リーグ」に出場予定だった主力組の参加を見送ると発表した。台風23号の接近に伴う悪天候が予想されるため。藤川球児監督(45)が判断し、電撃予定変更に至った。15日から甲子園で始まるクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(S)に向け、主力組は本拠地にとどまってシート打撃などで実戦勘を養い、ベストな状態に仕上げる。

 チームは朝から慌ただしかった。くふうハヤテ戦前の練習が始まると、藤川監督は二塁手の定位置付近で立ったままコーチ陣と長く話し込んだ。そして試合後、「天気のことが少しありますから。天気とうまく付き合えるように、ここからはチームを運営し、動かしていかなければいけない。後は広報に聞いていただきたい」と含みを残して球場を後にした。

 その後、球団広報から「フェニックス・リーグに出場予定だった主力組は宮崎に来ない。悪天候が予想されるため」と発表があった。
 台風23号が九州地方に接近中。これに伴い週末にゲームが開催されるかどうかが不透明になった。そこで11、12日に出場予定だった佐藤輝、森下、大山、近本、中野に加え、2試合のいずれかに登板予定だったデュプランティエ、大竹、岩崎、石井らの参加が急きょキャンセルになった。

 15日開幕のCSファイナルSに向けて、主力組の実戦機会が消えるのは痛い。しかし、まだはっきりとしない天気予報にかけて遠征した結果、試合だけでなく練習までできなくなるのはもっと痛い。それならば…と、藤川監督は確実に調整できる方法を選択した。今後は甲子園に残ってシート打撃などを実施し、投打の1軍レベル同士を対戦させて最後の仕上げとする方向だ。

 優勝監督としては異例となる秋季教育リーグで指揮を執った。狙いはメンバー選考と起用法のチェック。ポストシーズンで「普通にきちんとプレーできる選手」を求めて采配を振るった。台風襲来によって当初予定した6試合から4試合に減少し、この日がラストゲームになったものの、「(選手が)自分がどうしたいのかを見ることができたのはいいこと。次の勝負に入れるか、入れないか、入ってからどうするかはこちらが決めること」と収穫を口にした。短期決戦を勝ち抜く準備は着々と進む。台風程度で土台は揺るがない。(倉世古 洋平)

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