フィリーズの「顔」ハーパー「勝ちたかった」 来季へFAの主力残留を熱望「みんな2人のことが大好きだ」

[ 2025年10月10日 13:10 ]

ナ・リーグ 地区シリーズ第4戦   フィリーズ1―2ドジャース ( 2025年10月9日    ロサンゼルス )

フィリーズのブライス・ハーパー(左)(AP)
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 ドジャースは9日(日本時間10日)、本拠でフィリーズとナ・リーグ地区シリーズ(DS)第4戦を戦い、劇的サヨナラ勝利で3勝1敗として、2年連続のリーグ優勝決定シリーズ(NLCS)進出を決めた。喜びに沸くドジャースナインとは対照的に、この敗戦で今季が終了したフィリーズナインは厳しい表情でベンチへ。チームの「顔」でもあるブライス・ハーパー外野手(32)は「勝ちたかった」と言葉をかみしめた。

 全力で戦い、そして敗れた。だからこそハーパーは「ドジャースは本当にいいチームで、今日はまさにヘビー級の殴り合いみたいな試合だった。お互いが全力でぶつかって、取って取られての展開で。投手戦になったし、最後は彼らが上回った」と潔く負けを認めた。敗因は
ドジャース投手陣を打ち崩せなかったこと。「どちらのチームも投手戦になることは分かっていた。先に点を取るか、リードを守れるか、その勝負だった。このシリーズを振り返っても、いい投球がたくさんあった。結局、チャンピオンシップを勝ち取るのはピッチングだ。両チームともにそれを持っていた。投手陣が主役のシリーズだったと思う」と振り返った。

 1―1の延長11回2死満塁、5番手のカーカリングがゴロを本塁悪送球し、サヨナラ負け。意外な形での結末となったが「あんなプレーがその人のキャリアや人格を決めるようなことがあってはいけない。あの瞬間は大きな場面だったし、彼も全力でプレーしていた。私も一塁で待っていて、彼はホームへ投げた。あんな形で負けるのは本当に辛い。でも、野球では起こり得ることだ」と言う。「今は彼に声をかける時じゃないと思う。たぶん明日になったら話すよ。少し落ち着いてから」とレギュラーシーズンからリリーフとしてチームを支えた24歳右腕を思いやった。

 今季が終了し、また新たにワールドチャンピオンを目指す戦いが始まる。頂点に立つために、FAとなった主力2人がチームと再契約することを熱望する。「JT(リアルミュート)は野球界でも最高の捕手のひとりだし、投手たちはみんな彼を信頼している。彼は試合の組み立てがうまくて、今年も素晴らしいシーズン、素晴らしいポストシーズンを送った。シュワバーもこのチーム、そしてこの組織のリーダーだ。このオフに何が起こるかは分からないけど、彼ら2人がチームにとって大きな決断の対象になるのは間違いない。みんな2人のことが大好きだし、できることならまた一緒に戦いたい」と呼びかけた。

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