佐々木朗希 初のリリーフ回またぎで3回パーフェクト投球 観衆大熱狂、総立ちの「ロウキコール」

[ 2025年10月10日 10:02 ]

ナ・リーグ 地区シリーズ第4戦   ドジャース―フィリーズ ( 2025年10月9日    ロサンゼルス )

ナ・リーグディビジョンシリーズ<ドジャース・フィリーズ(4)>8回に登板し無失点の佐々木(撮影・沢田 明徳)
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 ドジャース佐々木朗希投手(23)が9日(日本時間10日)、本拠でのフィリーズとの地区シリーズ第3戦にリリーフとして登板。ポストシーズン(PS)4試合目の登板となった。

 重要局面を任された。味方が1―1の同点に追いついた直後の8回から3番手として登板。ナ・リーグ本塁打王の2番・シュワバーから続く打線が相手だった。

 シュワバーに対しては初球をスプリットで入ると、2球目はほぼ真ん中の98.8マイル(約159.0キロ)で右飛に仕留めた。次打者・ハーパーが打席に入ると、大観衆からの「ロウキコール」が沸き起こる。ハーパーは変化球を中心に攻め、最後はカットボールで三飛。ボームにはこの日最速100.7マイル(約162.0キロ)直球で二ゴロに打ち取り、この回を3者凡退で終えた。

 この回をわずか8球で終えると、9回もイニングまたぎでマウンドに上がる。先頭のマーシュを100.1マイル(約161.1キロ)直球で二ゴロ、続くリアルミュートを100.2マイル直球(約161.2キロ)外角直球で空振り三振に仕留めた。最後はケプラーを三飛に打ち取り、胸を張ってベンチへと引き揚げていった。

 完璧な投球を見せる佐々木の仕事はまだ終わらない。3イニング目となる延長10回もマウンドに上がり、先頭のカステラノスをスプリットで三ゴロ、9番・ストットは直球で空振り三振に仕留めた。最後はナ・リーグ首位打者のターナーを外角99.7マイル(約160.4キロ)直球で右飛に仕留め、この回も3者凡退で終えた。

 大観衆からの「ロウキコール」を背に、ベンチへと戻ると、ロバーツ監督がベンチから本塁方向に歩み寄り、好投を称えるハグ。佐々木は引き締まった表情で出迎えを受け、ベンチの仲間たちとタッチを交わした。

 佐々木は1日(同2日)のレッズとのワイルドカードシリーズ第2戦でPS初登板。4点リードの9回にマウンドへ上がると、相手打線を3者凡退に封じて試合を締めた。

 今シリーズは4日(同5日)の第一戦で5―3の9回を無失点に抑え、メジャー初セーブをマーク。6日(同7日)の第2戦では9回に1点差に迫られ、なおも2死一、三塁という絶体絶命のピンチに救援登板。今季ナ・リーグ首位打者のターナーを二ゴロに仕留め、2戦連続セーブを記録した。
 ロバーツ監督は佐々木について「現時点では彼が最優先の選択肢」としながらも、クローザーとして起用するかどうかについては「毎試合、抑えを務めるのは現実的ではない。他の投手も使いつつ、状況が合えば彼が最後を締める」と説明。右肩の故障明けである状況や、救援登板の経験不足を考慮し、持ち場を固定せず、柔軟に起用していく方針を示している。

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