負けたら地区S敗退のカブス 先発タイヨンはブ軍プリースターと“ドラ1”対決 誠也は練習に姿見せず

[ 2025年10月8日 08:10 ]

地区S第3戦に先発するカブス・タイヨン(AP)
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 ブルワーズとの地区シリーズ第1、2戦に連敗したカブスは7日(日本時間8日)、8日(同9日)の第3戦に備えて本拠でオプショナル練習を行なった。

 野手陣はフリー打撃などで調整したが、第2戦で先制3ランを放った鈴木誠也外野手(31)は球場には姿を見せず。同戦でPS初先発し負け投手となった今永昇太投手(32)は室内で調整した。

 負けたら敗退の第3戦に先発するのは、今季チーム2位タイの11勝を挙げた右腕タイヨン。「第1戦、第2戦は望んだ展開ではなかったが、今できることは明日に集中することだけだ。これから勝ち進みたいなら、まずは明日勝たなければ始まらない。先のことは考えず、ただ一つのゲームに集中するだけ。僕にとっては、自分の仕事を全うすること。しっかり準備して、映像を見て、ノートを取り、正しいプロセスを踏んで試合に臨む。それが全て。監督の言う通り、全ては明日から始まる。先発投手として、試合の流れをつくれるようにしたい」と意気込んだ。

 今季はふくらはぎを痛めて約1カ月半の離脱を経験。それでも8月以降は6試合に登板して4勝1敗の成績を残した。「実は後半戦は波があった。ケガもあったし、厳しい登板もいくつかあった。でも、そのリハビリ期間を使いふくらはぎを治すだけでなく、自分の投球や課題についてしっかり見つめ直す時間もできた。球種の使い方やグリップを調整し、リハビリ登板でも意識的に課題に取り組むようにした。それが戻ってきてからの投球に繋がっていると思う。そして、流れ、モメンタムも大事だ。良い登板をすれば、それを次につなげようという自信が生まれる。とはいえ、毎試合、新しい命を持っている。ブルワーズが5日前の僕のピッチングを気にすることはない。明日もまた、ゼロからやり直しになる」と話した。

 タイヨンは2010年ドラフトでパイレーツから1巡目指名を受けた。ブルワーズの先発プリースターも2019年ドラフトでパイレーツから1巡目指名を受けた縁があり「彼がドラフトされた時のことはよく覚えている。当時会ったり話したこともあるし、凄くいい子で才能も豊かだった。彼が成功するのは時間の問題だと思っていた。ブルワーズにいるのは複雑な気持ちだが、彼にとっては良い場所だったんだと思う。経験の有無については、経験を積むには実際に経験するしかない。若くても、マインドセットがしっかりしていれば、問題ないと思う」と印象を語った。

 一方シカゴで育ったブルワーズのプリースターは、地元での登板に「正直、とても感謝している。子どもの頃から通っていた場所で、プレーオフの先発を任されるなんて、本当に光栄。10歳の自分に君は将来ここでプレーオフの試合を投げるんだよって言ったら、きっと信じられなかったと思う」と感慨深げに話した。また、タイヨンとのパイレーツ“ドラ1”対決には「当時の球団関係者はみんな、タイヨンは本当に素晴らしい人だったと言っていた。明日、彼と対戦できるのは楽しみだね」と待ちわびていた。

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