ブルワーズ・マーフィー監督 DS先勝に「しっかりとチームとして結束」 悲願の初WS制覇へ好スタート

[ 2025年10月5日 08:20 ]

ナ・リーグ 地区シリーズ第1戦   ブルワーズ9―3カブス ( 2025年10月4日    ミルウォーキー )

握手を交わすブルワーズ・マーフィー監督(左)とカブス・カウンセル監督(右)(AP)
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 悲願の初のワールドチャンピオンに向け、好スタートを切った。ブルワーズは4日(日本時間5日)、本拠でカブスとナ・リーグ地区シリーズ第1戦を行い、投打のかみ合う形で完勝。パット・マーフィー監督(66)は若い選手たちの力を称え、大観衆にも感謝した。

 一気の集中打で試合の主導権を握った。1点を先行されて迎えた初回の攻撃。スタートから打線がつながった。1番・チョウリオ、2番・チュラング、3番・コントレラスと3連続二塁打ですぐさま逆転。攻撃の手を緩めることなく、この回5安打に四球、相手失策も絡め、11人攻撃で6得点。中3日先発のカブス・ボイドを攻略した。2回にも3点を挙げ、序盤で勝負を決めた。

 17勝を挙げ、ナ・リーグ最多勝に輝いた先発のペラルタが、WCSを勝ち上がり勢いに乗るカブス打線を相手に5回2/3を2失点の好投。リリーフ陣も仕事をこなし、確実にリードを守り切った。

 流れを引き戻す一気の集中打にマーフィー監督も「選手たちと話した中で最も大事にしたことは“初球から準備できていることを約束してほしい”ということ。ゴングが鳴った瞬間に準備できていないと、戦いにならない。数ラウンド様子を見るような余裕はない。最初のラウンドから戦えと。選手たちはしっかり準備していたと思う」と満足げ。「フレディ(ペラルタ)は本当に素晴らしかった。あの経験豊富で自信に満ちたラインアップをうまく攻略したと思う」と重責を果たした右腕を称賛した。

 球場を埋めた4万2678人の声援にも背中を押された。「今日は完全にホームゲームの雰囲気だった。ファンは明らかに違いを生み出してくれたと思う」。人気球団のカブス相手で、レギュラーシーズンでは相手の応援の割合も大きい。だが「今日のように最初の1球から集中している状態でいられたのは、ファンの力も大きかった。最初の1球からずっと声援を送ってくれていた。それは、特に相手がカブスのときには珍しいこと。普段はカブスファンも多くて、声も大きいから。今日はそれが違った。それはとてもクールだったし、間違いなく影響はあったと思う」と笑顔を見せた。

 レギュラーシーズンでは球団史上最多の97勝をマーク。だが、それはあくまで通過点に過ぎない。「彼らはこのシーズンを自分たち自身の力で作ってきた。球団史上最多勝も達成した。でも多くの人が言うのは2018年以降、ポストシーズンで勝っていないということ」と語気を強める。

 「今年は昨年からのメンバーがそれほど多くない中で、新たなグループがしっかりとチームとして結束し、今日は君が助けて、明日は俺が助けるという姿勢が根付いている。それが他チームより優れているとは言わない。どこもそうしているはず。でも我々も競争力のあるチームとして走り続けてきた。それは確かだ」。悲願のワールドシリーズ初制覇へ、若い力を結集して一歩ずつ歩を進めていく。

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