【高校野球】市和歌山が2年連続で近畿大会出場 最速151キロ右腕の丹羽涼介「エンジン全開でした」

[ 2025年10月5日 06:00 ]

高校野球 秋季和歌山大会 準決勝   市和歌山3―1日高高中津分校 ( 2025年10月4日    紀三井寺 )

<市和歌山・日高中津>1失点完投勝利を挙げて喜ぶ市和歌山・丹羽(撮影・河合 洋介)
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 和歌山大会では準決勝2試合が行われ、市和歌山は日高高中津分校を3―1で下して2年連続の近畿大会出場を決めた。来秋ドラフト候補に挙がる最速151キロ右腕の丹羽涼介投手(2年)が13奪三振、1失点完投勝利で決勝進出に導いた。

 強烈な足跡を残した甲子園に戻るべく、蓄えてきた力を解放させた。市和歌山の丹羽は最速148キロを計測した直球で押し、鋭く曲がるスライダーを勝負球に計13奪三振と量産。敗れれば選抜出場が絶望的となる大一番で被安打2に抑え、「エンジン全開でした」と汗をぬぐった。

 背番号11だった今春選抜で、優勝した横浜(神奈川)相手に6回2/31失点と好投し、世代屈指の本格派投手と評されるようになった。選抜から自己最速は8キロ上昇。得意とするスライダーの平均球速も約7キロ上昇して130キロ台前半に乗り、「打者にはスライダーも直球に見えるはず」と奪三振率が向上した。

 同学年の高校生投手には沖縄尚学(沖縄)の末吉良丞や横浜の織田翔希ら来秋ドラフト上位候補がそろう。「負けていないのは…変化球の切れですかね…」と遠慮気味に話すも、あるNPBスカウトは「順調なら上位候補に入ってきそうだ」と期待する。

 視察した日本ハムの荻田圭スカウトも「高2秋で凄く高いレベルにいて将来性もある」と評価する。同校からは21年ドラフトでDeNA1位の小園健太を輩出。恩師である半田真一監督は「(小園と比較されるけど)彼は彼。今の実力を見極めて指導したい」と大きな期待は胸の内に秘めた。 (河合 洋介)

 ◇丹羽 涼介(にわ・りょうすけ)2009年(平21)2月10日生まれ、和歌山県出身の16歳。小1から名草少年野球団で野球を始めて投手。中学は紀州ボーイズに所属。市和歌山では1年春に背番号14でベンチ入り。2年春に背番号11で甲子園初出場を果たし、2年秋から背番号1。50メートル走6秒5、遠投100メートル。1メートル83、77キロ。右投げ右打ち。

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