ソフトバンク大関友久 自身最高のシーズンから「自信」胸にCS初先発へ「次は日本一」

[ 2025年10月5日 06:00 ]

キャッチボールするソフトバンクの大関(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクの大関友久投手(27)が4日、みずほペイペイドームでの投手練習に参加し、15日に開幕するクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(S)へ向けた準備を進めた。今季はスポーツ心理学を吸収するなど、心技体の全てで成長し、キャリアハイの13勝を挙げて、勝率・722で自身初のタイトルとなる最高勝率を確実にしている。CSでの先発経験はないが、「魂の投球」でチームを勝利に導く。

 大関はこの日、本拠地での投手練習に参加し、投球練習や走り込みを行った。15日から始まるCSファイナルSに照準を合わせて汗を流した。

 「確かにCSは先発経験がないですね。日本シリーズはいい経験になったが、納得いく投球はできなかった。これから緊張感が変わったり、胸の高まりはあるかもしれないけど、やることは大きく変えずいきます」

 昨年のDeNAとの日本シリーズ第5戦でポストシーズン初先発したが、2回2/3を投げ1失点で黒星。CSでは22年に中継ぎで4試合投げたが、先発経験はない。しかし、今季はスポーツ心理学を本格導入し、マウンド度胸を強化。「魂の投球」を掲げ、先発ローテーションの一角としてフル稼働した。CSファイナルSを突破するには、この13勝左腕が不可欠だ。

 「左肩で、ため、定め、引っ張り」

 今季、大関はこの独得な言葉をマウンドで大事な場面につぶやいてきた。「心技体における、チェック項目みたいなものです」と説明する。春からフォーム改良に取り組み、直球は140キロ台中盤ながらベース板の上での強さが増した。5月17日の楽天戦からは9連勝し、キャリアハイとなる13勝をマーク。勝率・722で自身初のタイトルとなる最高勝率(資格は13勝以上)を確実にしている。

 「今年は個人目標の13勝とチーム目標のダブルゴールを設定した。結果としてタイトルが付いてくるのはうれしい。次はチーム目標の日本一ですね」

 CSファイナルSの相手は日本ハムかオリックスで、舞台となるのは得意のみずほペイペイドーム。大関は本拠地で今季14試合に登板し、9勝0敗、防御率1・30。背番号47にゲームメークを託さない手はない。

 今後は10、11日に本拠地で行われる3軍戦のいずれかで調整登板する予定。「CSでも同じ。目の前の1試合でよりいいものを出せるように。よりチームの勝ちにこだわった投球に自然となるのかな」。出番に向けて静かに燃えている。  (井上 満夫)

 ○…大関は今季、日本ハム戦では3試合1勝0敗、防御率1.80、オリックス戦は4試合3勝1敗、同1.73とファイナルSで対戦する可能性がある両チーム相手に好成績を収めた。ただ、注意すべき打者はいる。日本ハムでは元同僚の水谷に打率.750、オリックスでは杉本に打率.500、1本塁打と打ち込まれた。両打者には警戒して臨みたい。

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