大谷翔平 第2打席は見逃し三振 自信持って見送るもストライク判定 不服そうにベンチに戻る

[ 2025年10月5日 08:31 ]

ナ・リーグ地区シリーズ第1戦   ドジャース―フィリーズ ( 2025年10月4日    フィラデルフィア )

ナ・リーグディビジョンシリーズ<フィリーズ・ドジャース(1)>3回、ドジャース・大谷は見逃し三振に倒れる(撮影・沢田 明徳)
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 ドジャース大谷翔平投手(31)が4日(日本時間5日)、敵地でのフィリーズとの地区シリーズ第1戦にポストシーズン(PS)史上初の「1番・投手兼DH」で先発出場。敵地ファンから大ブーイングを受ける中、第1、2打席とも三振に倒れた。

 シチズンズバンク・パークで初登板となる大谷に敵地ファンから早くも洗礼を浴びた。グラウンドに登場するなり大ブーイング。試合前セレモニーで広げる巨大星条旗の場所取りのため、大谷がキャッチボール場所を中堅後方に移動させられると、外野スタンドのファンから絶え間なく「オーバーレイテッド(過大評価されている)」などと野次が飛んでいた。スタメン発表で大谷の名前がコールされるとひときわブーイングの声が大きくなったが、大谷は手を上げて応える余裕を見せた。

 そんな中で迎えた初回の第1打席。初回からヒートアップする敵地ファンの異様な雰囲気の中、大谷が打席に入ると、大ブーイングの洗礼を浴びた。大谷は過去6打数1安打5三振と抑え込まれている左腕サンチェスから3球三振に打ち取られると、敵地ファンは大熱狂した。ベッツは三ゴロ、T・ヘルナンデスも空振り三振に倒れ、初回は無得点に終わった。

 投手では2回に2点適時打と犠飛を許して3失点。0―3で迎えた3回無死一塁の第2打席はフルカウントまで持ち込んだが、自信を持って見送った外角低めのシンカーはストライク判定。ここでも敵地ファンが大熱狂する中、不服そうな表情を見せてベンチに戻った。ドジャース打線は先頭打者として死球で出塁した9番ロートベットを進められず、3回まで無得点に終わった。

 投打同時出場はDH制導入後のポストシーズンでは史上初。同一年度のPSで先発投手として出場し、別の試合で投手以外で先発出場するのも初めてだ。過去に「PSで8番または9番以外の打順を打った先発投手」は1918年WS第4戦に「6番・投手」で出場したベーブ・ルース(レッドソックス)だけ。大谷はシチズンズバンク・パークで本塁打が出れば現行の本拠地球場では29球場目となり、現役選手7人目の「30球場制覇」に王手がかかる。他にはレッズの本拠地グレートアメリカン・ボールパークで本塁打がない。

 レッズとのワイルドカードシリーズ第1戦では、2本塁打の大暴れ。日本選手のPSでの1試合2発は、2004年のア・リーグ優勝決定Sでの松井秀喜(ヤンキース)以来、21年ぶり2人目の快挙だった。

 今季今季は自己最多&球団新の55本塁打をマークしたが、フィリーズ・シュワバーには1本差で及ばず、3年連続本塁打王はならなかった。レギュラーシーズンで55本塁打以上放った選手がポストシーズンで対決するのは史上初。両スラッガーによる対決に注目が集まっている。

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