ドジャース・山本由伸 松坂に並んだ!PS不敗3勝 6回無死満塁大ピンチも「いつも通り」冷静に

[ 2025年10月3日 01:30 ]

ナ・リーグ ワイルドカードシリーズ第2戦   ドジャース8―4レッズ ( 2025年10月1日    ロサンゼルス )

<ドジャース・レッズ>6回・スチュアートを三振にしとめ吠える山本(撮影・沢田 明徳)
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 3―2の6回に迎えた無死満塁の窮地。二遊間は前進ではなく併殺シフトでも、山本は同点を覚悟…とは考えていなかった。

 「ヒットも許したくなかった。落ち着いてしっかりコースを突いていこうと思った」

 4番のA・ヘイズには2ボールから3球目の外角カットボールで芯を外した打球が遊撃前へ。ハーフライナーに三塁走者が突入をためらい、弾んだ後に処理したベッツが本塁で封殺する好判断に「1つ目のアウトをうまく取れたのが大きかった」と勇気をもらった。

 スチュワートには4球全て球種を変え、シンカー、カット、スライダーで追い込み、カーブで空振り三振。“怪物”の異名を取るデラクルスは直球とカーブの緩急で手玉に取り、カーブで2者連続空振り三振に退けて最大の難所を切り抜けた。

 7回2死で交代するまでメジャー自己最多113球で9三振を奪って2失点(自責点0)。初回は右翼手T・ヘルナンデスの落球から先制を許しても「とにかく切り替えた」と動じず、5回まで打者13人連続でアウトを取る安定感だった。

 「1イニングでも長く投げることはチームを助けること。6回を乗り切って余力があった。いつも通り冷静に相手を見て、いい投球につながった」

 PS3勝目は日本投手では松坂大輔(本紙評論家)と並んで歴代3位。何より昨年PSから登板した5試合ともチームが全勝の“不敗神話”が光る。フィリーズとの地区シリーズでは第3戦以降の先発が濃厚。ロバーツ監督が「また一段とステップアップしてくれた」と称えるようにエースとしての信頼は揺るぎない。(杉浦大介通信員)

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