伊東勤氏 ドジャース、僅差で頼れる救援は朗希だけ 由伸の好投支えたロートベットの「しつこいリード」

[ 2025年10月3日 01:30 ]

ナ・リーグ ワイルドカードシリーズ第2戦   ドジャース8―4レッズ ( 2025年10月1日    ロサンゼルス )

<ドジャース・レッズ>9回に登板、三者凡退で締めた佐々木(右)はロートベットとハイタッチ(撮影・沢田 明徳)
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 【伊東勤 視点】佐々木が最高の舞台で最高の投球をした。直球全てが160キロ以上。それも高めに吹き上がる球ではなく低めに伸びた。その低めにスプリットをベース板の上へ。同じ軌道で落ちてきたら打者はバットを止められない。スティアもラックスもまともなスイングができていなかった。おそらく振った瞬間、打者の目からボールが消えていると思う。

 前日は終盤に救援陣が崩れ、この試合でも救援に回ったシーハンが乱れた。次の相手はフィリーズ。競り合いになる。現時点で僅差のゲームで頼れるのは佐々木しかいない。連投は難しいかもしれないが首脳陣は勝ちゲームの一番後ろで使いたくなったはずだ。

 山本は155キロ前後の直球に切れがありカーブもよかった。好投を支えたのは捕手ロートベットのリード。初回はスプリット、2回は直球中心。いいと思った球を続けるしつこいリードは短期決戦向きだ。無死満塁のピンチを迎えた6回。2死までこぎ着け打席には怖いデラクルス。カーブを軸に直球を挟みながら最後はカーブで空振り三振。デラクルスには1、2打席目と合わせ3打席16球のうち10球がカーブ。苦手な球を続けて料理し、それに応える山本も見事だった。佐々木の勢いと山本の安定感。ドジャースがいい形で勝ち上がった。

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