唯一のWS未出場のマリナーズ 悲願の世界一へ、60発男がチームけん引「仕事はまだ終わっていない」

[ 2025年9月29日 09:40 ]

インターリーグ   マリナーズ1―6ドジャース ( 2025年9月28日    シアトル )

8回、中前安打を放ったマリナーズのローリー(AP)
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 史上7人目のシーズン60本塁打を放ったマリナーズのカル・ローリー捕手(28)が28日(日本時間29日)、レギュラーシーズン最終戦となった本拠でのドジャース戦後に、ポストシーズンに向けての意気込みを語った。

 今季、捕手、スイッチヒッター、球団と次々と本塁打の新記録を打ち立てた60発男。24年ぶり地区優勝を果たし、3年ぶりに挑むポストシーズン。第2シードで地区優勝決定シリーズからの登場となるが「まず第1ラウンドでホームアドバンテージを得られたのは本当に大きいと思う。すごくいいスタートだ」とレギュラーシーズンの結果に満足感を見せた。

 チーム本塁打238本と打力が目立つが、「このチームは先発投手陣を軸に作られていて、自信を持って送り出せる投手が4人、5人いる。彼らがやってきたことをそのまま出してくれればいいし、特別に何かを求めるわけじゃない。ここ数週間やってきたようにリラックスしてプレーして、あとは成り行きに任せればいいと思っている」とセールスポイントを挙げる。リーグ4位の15勝を挙げたウーをはじめ2桁勝利が3人。絶対的守護神のムニョスもいる。扇の要として投手陣を支え、打力でも助ける構えだ。

 短期決戦でも重視すべきは基本だ。「私にとっては、毎日やっていることを同じようにやることが大事だと思う。もちろんポストシーズン特有の4万5000人、5万人という雰囲気は普段と違うけど、それは再現できない。だからこそ、グラウンドに出て基本をしっかりやること、打球を追ってルーティンのプレーを確実にこなすこと、走ったりウェイトしたり、肩を動かして試合のスピードを保つことが重要だ。そういうことをしっかり積み重ねることが大事だと思う」と言う。


 マリナーズはメジャー全30球団で唯一、ワールドシリーズ出場経験がない。「私たちはワールドシリーズに行きたい。ロッカールームの雰囲気も、自分たちがここまで来られたことには満足しているけど、同時にまだまだ先を求めている。仕事はまだ終わっていないという気持ちだ。ここにいること自体に満足しているわけじゃない。過去数週間やってきたように、取りに行くという姿勢で戦う。そのメンタリティが今のチーム全体にあると思う」。歴史をつくった男が、歴史の厚い壁を打ち破る。

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