ドジャース・山本由伸「最高」6回0封で地区V投手 大谷から「チームのエース」 カーショーも最大級賛辞

[ 2025年9月27日 01:30 ]

ナ・リーグ   ドジャース8―0Dバックス ( 2025年9月25日    フェニックス )

シャンパンファイト中に、記念撮影するアジア勢の(左から)佐々木、大谷、キム・ヘソン、山本
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 優勝投手にふさわしい快投だった。ドジャース山本由伸投手(27)は重圧をはね返すように初回から2三振を奪う全開で立ち上がった。今季平均36・2%の直球の割合を20・2%まで減らし、スプリットとカーブを軸に組み立てて打線を翻弄(ほんろう)した。

 「やっぱり働けた分、最高ですね。落ち着いて試合に入れた。いい投球だった。点差が離れた後もしっかり集中して投げられた」

 6回先頭のキャロルをスプリットで空振り三振に仕留め、日本選手では7人目のシーズン200奪三振の大台に到達。散発4安打に封じた安定感抜群の6回無失点で自己最多をさらに更新する12勝目をつかんだ。優勝争いがヤマ場を迎えた大事な9月は4試合で2失点しかなく、圧巻の防御率0・67。降板後に救援陣が逆転を許す展開が相次いだこともあって白星が付くのは5試合ぶりでも、高い貢献度は周りのチームメートが認めた。

 大谷が「1年間ローテーションを実質1人だけ守ってフルシーズン投げてくれた。チームのエースだと思っています」と称えれば、フリーマンは「数字を見れば一目瞭然だよ。彼が成し遂げたことは本当に信じられない」と絶賛。今季限りで引退する通算222勝左腕のカーショーも「スキーンズがサイ・ヤング賞を獲るだろうが、ヤマ(山本)もそこに肩を並べている」と最大級の賛辞を贈った。

 レギュラーシーズンの登板を終え、防御率2・49はパイレーツ・スキーンズに次ぐリーグ2位、被打率・183は同トップなど各球団のエース格と堂々渡り合う数字を残した。オリックス時代のリーグ3連覇と合わせて個人的には“5連覇”を達成。エースとして勝ち切るすべを知る。

 「(佐々木)朗希も戻ってきたし、(大谷)翔平さんも安定して素晴らしい。僕も負けずに仕事できるように貢献したい。残り1カ月、このメンバーと(野球が)できるように頑張りたい」

 ビッグネームがそろう先発陣でも中心的な存在で、ポストシーズンでも大黒柱を任されることは間違いない。さらに大きな輝きを放つ1カ月間が始まる。(杉浦大介通信員)

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