オリックス山崎颯一郎 同点8回無死満塁で得点許さず直後に勝ち越し みずほペイペイ13連敗でストップ

[ 2025年9月21日 05:45 ]

パ・リーグ   オリックス5―4ソフトバンク ( 2025年9月20日    みずほペイペイD )

<ソ・オ>8回途中から登板した山崎(撮影・成瀬 徹) 
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 絶体絶命のピンチをしのぎ、負の連鎖を断ち切った。オリックス・山崎が、同点の8回無死満塁で登板し、完璧な火消し。直後に打線が勝ち越し、昨年4月25日に「みずほペイペイドーム」に敵地の名称が変わってからの連敗を13で止め(1分け挟む)、15試合目での初勝利を呼び込んだ。この球場でのチームの白星は、昨年4月21日以来、517日ぶりだ。

 「ブルペンで(肩を)つくっていたので。(ピンチでも)逆に開き直って入れた」

 23年の胴上げ投手も7登板にとどまった昨季に続き、今季も1軍と2軍を行き来。もがき続けてきた。「歯がゆいですね。空振りも取れているのに…」。直球の球速とフォークの落差を両立させようとフォームに苦心する中、交流戦明けの6月25日に1日限定で1軍練習に参加。岸田監督と「フォームよりも、もうちょい前の部分を安定させた方がいい」と再確認した。昨秋キャンプから指揮官も付きっきりで取り組んできた静止時の姿勢や体重移動という課題に立ち返り、地道に2軍で己と向き合ってきた。

 「ファームでやってきたことが最近出ている。チームにあまり貢献できていないし、(首脳陣の)期待に応えられて良かった」

 無死満塁から海野はフォークでバットに空を切らせ、最後の周東は外角高めの直球に手を出させず。2軍での鍛錬を結実させ、福岡での長いトンネルも、ソフトバンク戦の連敗も8で脱出する勝利につなげた2奪三振。岸田監督から「本当にあれで勝った」と絶賛された。「一つ一つ、丁寧に投げていければ。一試合、一試合です」。出遅れを取り戻すチャンスは、まだ残っている。
 (阪井 日向)

 ○…オリックスは敵地でソフトバンクに勝ち、昨年7月26日から続いていたみずほペイペイドームでの連敗は13で、今季7月26日から始まったソフトバンク戦の連敗は8でストップした。今季のソフトバンク戦は4勝目(15敗2分け)。同戦のシーズン最少勝利は2004年の4勝(23敗)で、残り4試合で不名誉なタイ記録から逃れたい。

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