ベッツ カーショーへの粋な演出裏側明かす「あの瞬間は彼がファンと共有するべきものだった」

[ 2025年9月20日 15:22 ]

ナ・リーグ   ドジャース6―3ジャイアンツ ( 2025年9月19日    ロサンゼルス )

<ドジャース・ジャイアンツ>初回、歓声に応えるドジャース・カーショー(撮影・小海途 良幹)
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 ドジャース大谷翔平投手(31)が19日(日本時間20日)、本拠でのジャイアンツ戦に「1番・DH」で先発出場。1点を追う5回に2試合ぶりの52号逆転3ランを放ち、ナ・リーグ本塁打トップのフィリーズ・シュワバーに1本差に迫った。チームは逆転勝利で13年連続ポストシーズン進出を決め、地区優勝マジックを4に減らした。

 ドジャースは13年連続ポストシーズン進出が決定。これは1995~2007年までのヤンキースに並ぶ13年連続で、1991~2005年まで14年連続で進出したブレーブスに次ぐ歴代2位タイとなった。

 試合後はデーブ・ロバーツ監督が乾杯の音頭を取って首脳陣、ナインがシャンパンで乾杯。ポストシーズンが行われる10月の戦いへ向け「OCTOBER Baseball」と書かれたTシャツを着用し、2年連続世界一へ士気を高めていた。

 ベッツはカーショーのレギュラーシーズン本拠最終登板を終え「めちゃくちゃ最高だったよ。本当に素晴らしかった。君もそこにいたよね。自分としては、それに関われて本当にうれしかった。将来自分の子どもたちに“その場にいたんだ”と話せるのは特別なことだ」と感慨深げに話した。

 カーショーが初回のマウンドに上がる前に、先発野手陣がベンチを出ず、約30秒間ほどカーショーが1人でマウンドに立ち、ファンから大歓声を受ける場面をつくったことに「あの瞬間は、彼がファンと共有するべきものだった。カーショーはすぐにでも銅像が立つような存在だ。だから、ああした小さな瞬間でも全て彼にふさわしい」と振り返った。

 ロハスも初回の演出について「チームとしても、僕らチームメートとしても分かっていたんだ。彼はああいう形で注目を浴びるのは好きじゃない。本人も望んでいなかった。でも試合前に自然とそういう流れになったんだ。“彼を1人でマウンドに立たせよう”って話になった。カーショーがあそこに立って、観客から オベーションを受けて、帽子を取ってファンに応える。それがふさわしいと思ったんだ。だって今夜僕らが目にしたのは、5万人以上の観客と、テレビや家で見ている人々の前で、クレイトン・カーショーがレギュラーシーズン最後にマウンドに立つ姿だったから。あの瞬間はチームのためじゃなく、彼自身のためのものだった。試合開始前に、彼が1人でその時間を楽しむべきだと思った」と明かした。

 交代を告げるためにベンチを出たロバーツ監督が、三塁線で立ち止まって、チームメートが30秒ほどハグして送り出す時間をつくったことについて、ベッツは「ドク(ロバーツ監督)は本当にゲームの流れを読む力がある人だ。特にこういう場面ではね。カーショーは全ての瞬間を受け取るにふさわしい選手だ」と話した。

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