【週末MLB】大谷翔平 22年ぶりの3年連続本塁打王という偉業へ向け大事な一戦

[ 2025年9月19日 12:00 ]

【週末MLB】プライムビデオのSPOTVで配信予定の9/20ジャイアンツ-ドジャース戦と9/21カブス-レッズ戦
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 9月20日(土)ドジャース―ジャイアンツ戦(午前11時10分開始・ロサンゼルス)は、いよいよレギュラーシーズンも大詰め、ドジャースの大谷翔平投手にとって2年連続の地区優勝、そして3年連続本塁打王へ大事な一戦となる。

 大谷は現地17日のフィリーズ戦で2試合連発となる51号ソロを放った。8回、そこまで3打席を抑えられてきた相手先発左腕ヘスス・ルサルド投手の真ん中に入ってくるスイーパーを、中堅バックスクリーンの右横へ叩き込んだ。

 「序盤はスイーパーが見えていなかった。速球も交ぜられていた。ただ4打席立てたのは良かった。打ち損じたスイーパーを本塁打にしたのもさすがだ」

 会心の一振りをデーブ・ロバーツ監督はそう評価した。初回と2回はいずれも速球を打ち損じて二ゴロと左飛。5回にはスイーパー2球で追い込まれ、チェンジアップにタイミングを外され見逃し三振に倒れていた。迎えた第4打席、2ボールからのスイーパーはファウルとしたが、6球目を完璧に仕留めた。

 この時点でナ・リーグトップを行くフィリーズのカイル・シュワバーに2本差と迫った。残り10試合、本塁打王争いは最終局面を迎える。大谷はエンゼルス時代の2023年に44本塁打でア・リーグ本塁打王を獲得。昨年は54本塁打でナ・リーグ本塁打王に輝いた。3年連続本塁打王となれば、2001~2003年のアレックス・ロドリゲス(レンジャーズ)以来、22年ぶりとなる。

 現地16日に史上6人目となる2年連続50本塁打を達成した。「もちろん到達できるということは、それだけチームが勝つ確率が高くなると思う。ホームランもそうだし、フォアボールをしっかり取るというのもまた大事な仕事だと思う」と思いを口にした大谷。チームを勝利に導く一番の近道として、アーチへの道を模索する。

 相手の先発予定は2021年ア・リーグのサイ・ヤング賞投手のロビー・レイと公表された。今季はここまで31試合に先発して11勝7敗、防御率3・50。過去の対戦成績は18打席で17打数4安打の打率・235。1四球9三振で2分の1の確率で三振を喫している。本塁打はなく、長打は二塁打と三塁打が1本ずつだ。今季は7月13日と9月14日に2度対戦があり、前回9月14日は2度の空振り三振と左飛に封じ込まれた。難敵左腕からの初アーチを描けるか。22年ぶりの偉業へ、無駄にしていい打席はもう一つもない。

 9月21日(日)レッズ―カブス戦(午前7時40分開始・シンシナティ)は、カブスの鈴木誠也外野手にとって初出場となるポストシーズンへ向けて、状態を上げていきたいビジター4連戦の3戦目だ。

 チームは現地17日のパイレーツ戦に8-4で快勝し、2020年以来5年ぶりとなるプレーオフ進出を決めた。ナ・リーグ中地区の優勝はブルワーズに譲る気配だが、ワイルドカードの3位以上を確定させた。歓喜のシャンパンファイトに臨んだ鈴木は「みんなで助け合いながらやってきた。楽しい」と勝利の美酒に酔いしれた。

 終盤は体調不良で欠場が続き、この日は6試合ぶりの先発出場だった。安打はなく、6回の守備から退いたが、初回の死球で出場20試合連続出塁とした。「出る以上は最後まで出たかったが、監督の判断です。最後まで出られるような状態に持っていきたい」と状態を上げていくことを誓った。

 幸い、現地9月30日から始まるワイルドカードシリーズまではまだ時間がある。球宴前は打率・263、25本塁打、77打点の大活躍だったが、球宴後は打率・200、2本塁打、14打点にとどまる。それでも27本塁打、91打点はともに右打者の日本選手最多の数字をすでにマーク。メジャー4年目で初めて味わう「10月の野球」で本領発揮するためにも、万全の仕上げが求められる。

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