カブス新人ホートン 空振り率より芯を外す投球術 後半戦8勝1敗 防御率0.93でPS進出の原動力に

[ 2025年9月18日 10:33 ]

<カブス×パイレーツ>5回1失点で11勝目を挙げたカブス・ホートン(AP)
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 2020年以来となるポストシーズン(PS)進出を決めたカブスで、後半戦に大活躍したのが新人ケード・ホートン投手(24)である。

 オールスター以降は11試合に先発し8勝1敗、防御率0.93。58回1/3を投げて被本塁打はわずか2本という素晴らしい内容だった。シーズン通算でも11勝4敗、防御率2.66をマークし、ナ・リーグ新人王の有力候補と目されている。

 ホートンの直球は平均95.7マイル(約154.0キロ)でカット気味に変化し、しかもストライクゾーンの真ん中に投げ込む。それゆえ空振り率は14.4%と決して高くはないが、微妙な変化で芯を外すため打ち返されにくい。先輩左腕ジャスティン・スティールの右腕版とも言える投手だ。その直球にスイーパーやカーブを組み合わせ、トンネリング効果で打者をほんろうする。

 さらに大きな武器となっているのがチェンジアップで、特に左打者に対して効果を発揮し、空振り率47.7%、被打率.118と圧倒的な数字を残している。また、初球から積極的にストライクを投げ込み(初球ストライク率66.9%)、ゾーン内で勝負するスタイル(ゾーン率52.1%、MLB平均は48.9%)を貫いている。

 それでも打たれないのは、初年度でまだ打者に慣れられていない面もあるだろう。しかし、間違いなく今季に限っては、世界一を目指すカブスの主戦力となっている。

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