アスレチックス新星カーツ 大谷翔平級スイングで150m弾!体の傾きからインターセプトポイントまで酷似

[ 2025年9月16日 12:37 ]

大谷翔平にそっくり?アスレチックス・カーツのスイング(AP)
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 アスレチックスの新人一塁手ニック・カーツ(22)が13日のレッズ戦で、中堅バックスクリーンを越える超特大の満塁本塁打を放った。飛距離は493フィート(約150メートル)。メジャーで過去2年以上の間で最も長い本塁打となった。

 その前といえば、大谷翔平が2023年6月30日(エンゼルス時代)に放った493フィート弾である。スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」が、そのカーツと大谷のスイングが似ていると指摘している。

 身長6フィート5インチ(約1メートル96)、体重240ポンド(約109キロ)のカーツは、同じ左打者で体格は大谷よりさらに大きい。2人とも速いアッパーカット気味のスイングだ。アッパーカット気味のスイングを生むのに重要な要素は、スイング時の身体の傾き(Swing Tilt)でカーツは39度、大谷は37度だ(MLB平均は32度)。

 これは今季からベースボールサバントで調べることができる。スイング中に上半身(特に胸郭や背骨)をどれだけ傾けているかを示す。身体が適度に傾くことで、バットがボールに入っていく角度(Attack Angle/アタックアングル/入射角)も適度に上向く。カーツのアタックアングルは14度、大谷は15度だ(MLB平均は10度)。

 そしてバット速度の平均はカーツが77.3マイル(約125キロ)で5位、大谷は75.9マイル(約121.5キロ)である(MLB平均は71.7マイル)。その上、ボールを引きつけて反対方向に本塁打を打てる特異な才能を持っている。カーツは今季の32本塁打のうち、15本が反対方向、引っ張ったのは6本だけだ。

 それはバットがスイングの中で投球軌道と交わる地点(インターセプトポイント)で違いが出る。カーツは体の中心から24.7インチ(62.7センチ)手前、大谷は27.7インチ(70.3センチ)手前で、MLB平均は30.7インチ(78センチ)だ。新人のカーツは4月末のデビューだったが、OPSは1.019、長打率・628と、すでにMVP級の数字を残している。

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