阪神・近本光司 赤星憲広に次ぐ4度目の30盗塁も途中交代 藤川監督「まだわからない状況」

[ 2025年9月14日 01:15 ]

セ・リーグ   阪神10―11巨人 ( 2025年9月13日    東京D )

<巨・神>4回、二盗を決める近本(撮影・白鳥 佳樹)
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 自身の成績で毎年のように過去の記録を掘り起こす近本が、また一つの節目に到達した。4回の二盗でリーグトップを独走する30盗塁。キャリア4度目の到達は、球団では7度達成した赤星憲広氏(本紙評論家)に続く2人目だ。かつて中野に「30盗塁いかないと盗塁王じゃない」とハッパをかけたことがあるこだわりの数字を、3年ぶりに達成した。

 完璧なスチールだった。2死一、三塁。左腕・横川のモーションを完全に盗み、試合前時点でリーグトップの盗塁阻止率・500を誇った岸田の肩をもってしても楽々のセーフだった。技、スピードを凝縮した走りで通算198盗塁。プロ野球81人目、球団3人目の通算200盗塁に、あと2に迫った。

 しかし、試合後、東京ドームのファンへのあいさつの場に姿を見せなかった。盗塁につながった出塁は死球によるもので、横川のボールを左前腕に受けていた。その残像が残っていたのか、5回に回ってきた次の打席は、同じ左腕の高梨のスライダーに踏み込んでいけずに空振り三振をした。その裏の守りで退き、試合中に球場を出たとみられる。

 心配される状態について、藤川監督は「まあまた。まだわからない状況ですから」と話すにとどめた。山下幸志チーフトレーナーは病院での診察の有無の明言は避けつつ、「その後、試合に出ていますから」と語った。この言葉から、大きなアクシデントではないことをうかがわせた。

 残り13試合。この日1安打を加え、広島・小園、中日・岡林らと激しい争いをする最多安打のタイトルも懸かっている。大事に至っていないことも願うばかりだ。 (倉世古 洋平)

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