【都市対抗】王子が21年ぶり2度目の優勝!8回気迫の逆転劇 細川ヘッスラ二塁打から2点、吉岡V犠飛

[ 2025年9月8日 20:55 ]

都市対抗野球決勝   王子2―1三菱自動車岡崎 ( 2025年9月8日    東京D )

都市対抗野球決勝<三菱自動車岡崎・王子>優勝し歓喜する王子ナイン(撮影・五島 佑一郎)
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 王子(春日井市)が2―1で三菱自動車岡崎(岡崎市)で下して、21年ぶり2度目の優勝を飾った。2年ぶりの東海勢同士の決勝戦。王子は準決勝まで4試合26得点を奪った攻撃力で勝ち上がってきたが、決勝では1点を追う8回に3安打で2点を奪い逆転した。

 先発マウンドに上がった樋口が3回まで5三振を奪う快投。しかし、両軍無得点のまま迎えた4回に乱れた。2つの四球で1死一、二塁のピンチを迎えると6番・大手に先制打を許した。

 ここでベンチは2番手・柳橋をマウンドに送り、追加点を許さず。6回からは九谷が2イニングを無失点に抑え反撃を待った。

 自慢の打線が8回についに得点を奪った。先頭の細川がここまで3安打無得点に抑え込まれていた相手先発左腕・秋山を捉え中前打。打球処理を見た細川は果敢に二塁を狙った。微妙なタッチプレーとなりアウトの判定。しかし、リプレー検証の結果、判定が覆ると二塁ベース上で細川が雄叫びを上げながら何度も左腕を振り上げた。この姿がベンチとスタンドに火をつけた。

 続く中川は三塁線に絶妙な送りバント。一塁への送球が乱れセーフになると、中川も雄叫びを上げた。球場のボルテージが最高潮に達する中で、1番・山口が打球を三塁方向に叩きつける。打球は三塁手のグラブをはじく間に細川がついに同点のホームを踏んだ。さらに前田が内野安打で無死満塁とすると、柴崎が三振後、4番・吉川が右翼へ特大の犠飛。中川が悠々と勝ち越しのホームを踏んだ。

 終盤8回の逆転劇。8回も九谷が1番からの好打順を圧巻の3者連続三振で右腕を突き上げ雄叫びを上げた。1点リードの9回のマウンドにも上がった九谷が得点を許さず。1点差の激戦に終止符を打った。

 ▽王子 1873年(明6)2月12日設立。本社は東京都中央区銀座。持ち株会社王子ホールディングスは資本金1038億8000万円、24年度の売上高は約1兆8500億円。野球部は愛知県の春日井工場で57年創部。12年にチーム名を「王子製紙」から改称した。主なOBは元ロッテ・黒木知宏、オリックス・西川龍馬ら。

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