矢野燿大氏 阪神・岩崎の存在感と経験値は絶大 あの落ち着きがブルペンに安心感与えている

[ 2025年9月5日 01:15 ]

セ・リーグ   阪神7-5中日 ( 2025年9月4日    バンテリンD )

<中・神(20)>最後を締め梅野(左)と握手する岩崎(撮影・椎名 航)
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 【矢野燿大 視点】阪神2点リードの9回は岩崎が無失点に抑えて、7人継投だったブルペンデーの最後を締めた。1死から細川に四球を出したが、フルカウントからの外角真っすぐはストライクとコールしてほしいくらいの完璧なコース、そして高さ。珍しく両手を広げて不満そうなジェスチャーを見せたが、すぐに落ち着きを取り戻したあたりはさすがで、岩崎の真骨頂だった。中日打線が7回、8回と活気づいてきていただけに決して楽なマウンドではなかったが、逃げ切った。

 この日も2人の走者を出すなど、今年はなかなか3人で片付けることは少なくなった。それでもストッパーは追いつかれずに試合を終わらせればいい。今年も50試合近く(48試合)投げて、防御率は1点台(1・72)をキープして30セーブに到達。言葉ではなく、立ち居振る舞いで若い投手を引っ張るタイプで、あの落ち着きがブルペンに安心感を与えている。その存在感と経験値は絶大で、リーグ優勝に向かうチームへの貢献度は計り知れない。(スポニチ評論家)

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