ド軍指揮官「フラストレーション」痛恨連敗に珍しく怒り心頭 無死満塁で無得点など10残塁の拙攻

[ 2025年9月4日 11:38 ]

ナ・リーグ   ドジャース0―3パイレーツ ( 2025年9月3日    ピッツバーグ )

<パイレーツ・ドジャース>戦況を見つめるドジャース・ロバーツ監督(撮影・小海途 良幹)
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 ドジャース大谷翔平投手(31)が3日(日本時間4日)、敵地でのパイレーツ戦に「1番・DH」で先発出場。5打数2安打で2試合連続マルチ安打と奮闘も打線がつながりを欠き、チームは連敗を喫した。ナ・リーグ西地区2位のパドレスが敗れたため、首位ドジャースとの2.5ゲーム差は変わらず、地区優勝マジックは20に減らした。

 しかし、ナ・リーグ中地区最下位のパイレーツに痛恨の連敗。デーブ・ロバーツ監督は「1つのイニングが勝敗を分けるとは言いたくないが、2回の攻防がそうなってしまった。無死満塁の場面で、いい打撃ができず、得点できなかった。先発投手を追い詰めて、リードを奪うチャンスだったのに仕留められなかった。あの回の攻撃の組み立ては素晴らしかったし、四球を選んで、状況をつくったのに最後に決めきれなかった。あの場面で2つの打席が違う結果を生んでいれば、試合の流れは完全に変わっていた。その直後の裏にマカッチェンに本塁打を打たれて、そこからは流れを取り戻せなかった」と2回無死満塁の無得点が敗因だったと指摘した。

 2回の無得点がが試合全体にどれほど影響したかと問われると「大きかったし、今でも気になっている。常々言っているけど、最初の打席がその試合で最も重要になることもあるし、試合を左右することもある。だからチーム全体で、どの打席もどの状況も重みがあると理解しなければならない。今はまだ一貫性がない。流れを失い、試合自体もひっくり返された。いい打席を心がけている選手もいるが、そうでないときもある。繰り返しになるが、改善しなければならない。打つことは簡単じゃないが、正しいアプローチ、正しい心構え、打席での緊張感を持つことで結果はついてくると思う」と話した。

  打線も2回無死満塁の好機で無得点に終わると、3回2死満塁、5回無死一、二塁と再三の得点機もつぶしてしまい、つながりを欠き、10残塁の拙攻。ナ・リーグ中地区最下位パイレーツ相手に痛すぎる連敗を喫した。指揮官は「次の回も満塁にした。フレディ(フリーマン)はいいカウントを作って強く打ったが、結果は併殺打だった。そういうことはある。ただ、そういう場面で打席の質を高めなければならないのは事実だ」と打撃陣の奮起を促した。

 ミーティングが必要かと問われると「メッセージは伝わっていると思う。ただ、結局は行動、パフォーマンス、そしてそれを継続することがすべてだ。だから答えは分からない」とコメント。バットにボールを当てる意識が足りないのではと指摘されると「そういう場面ではスイングをコンパクトにして、大きなフィールドを使って走者を還すことが必要だ。でも大振りしたり、ゾーンの球を見逃してボール球を振ったりしてしまう。最初の1点を返す小さなアプローチがあれば、その先に展開も広がるはずだ。だからこそ、全員にとってフラストレーションになっている」と打撃陣に苦言を連発していた。

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