「甲子園基準」を知る横浜の新チームにも注目

[ 2025年8月24日 08:00 ]

アルプス席にあいさつに向かう横浜ナイン
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 今夏甲子園大会は、沖縄尚学の初優勝で幕を閉じた。全6試合を2年生投手2人で勝ち上がった戦いは見事だった。決勝で敗れた日大三(西東京)も、攻守でバランスのいいチームだった。

 甲子園春夏連覇を狙った横浜(神奈川)は、準々決勝で県岐阜商に敗れた。王者として追われる立場で、選手たちは相当なプレッシャーを感じながらの4試合だったと思う。

 その横浜ナインの動きに驚かされたのは、勝利後の振る舞いだった。

 整列の後に校歌を歌い、アルプス席にあいさつに向かう。一礼した後、ベンチにダッシュで戻るスピードは、おそらく49代表で一番速い。ベンチの野球道具やバッグを全員でグラウンドに出し、荷物をまとめるまであっという間だ。奥村凌大(3年)は「(横浜の)長浜グラウンドでやっているときも、日頃から常に甲子園のスピード感を意識してやっている」と、平然としていた。

 1日4試合開催の夏の甲子園大会は、試合間はタイトなスケジュール。だからこそ、の動きだった。池田聖摩(2年)は「常に甲子園基準で動く。それはずっとやっています」と言った。春夏連覇はならなかった。だが、「甲子園基準」を知る2年生が中心となる新チームにも注目したい。(記者コラム・川島 毅洋)

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