中日・大野雄大 セ界初!京セラ初登板から無傷の5連勝でチームトップタイ7勝目

[ 2025年8月21日 05:05 ]

セ・リーグ   中日2-1阪神 ( 2025年8月20日    京セラD )

<神・中(17)> ヒーローインタビューを終え、ポーズを決める大野 (撮影・後藤 大輝)
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 井上竜の苦境を救う快投だ。中日・大野が6回1失点でチームトップタイ7勝目。セ界初の快挙となる、京セラドーム初登板から無傷5連勝を飾った。

 「自信を持ってマウンドに上がれたのは、そのデータのおかげだし、ピンチは来るものやと思っていたので、1点を取られた後も冷静に切り抜けられた」

 22年以来3年ぶりとなった好相性の敵地で、危機を背負っても冷静だった。2―0の3回2死三塁で中野に左前適時打を許したが、流れは手放さない。その後2死一、三塁で佐藤輝を外角143キロ直球で空振り三振。最少失点で窮地を脱した。

 これで京セラドーム通算6試合5勝0敗。セ・リーグ投手の同球場での5連勝は04~10年久保田(阪神)らに並ぶ最長記録で、初登板からは初となった。

 高校球児から刺激を受けた。夏の甲子園大会の準々決勝で横浜を延長11回タイブレークの末に勝利した県岐阜商とは縁がある。昨年、名古屋港水族館を訪れた際に同校生徒と遭遇したと言い、「“大野さん、写真撮らせてください”って」。左手指のハンデをものともせず、快音を連発する横山温大(3年)にも触れ、「負けん気が強いんやろうなと。もっと活躍してほしい」とエールを送った。

 チームの連敗を4で止め、今季5度目の連敗ストップ。阪神戦通算20勝目を挙げた左腕の奮闘でチームも今季阪神戦9勝8敗とし、これで首位を独走する阪神にリーグで勝ち越しているのは中日だけとなった。ベテラン左腕が、チーム浮上のキーマンになる。(湯澤 涼)


《同球場の連勝記録は97~02年の西武・西口の12連勝》
 ○…大野(中)が22年以来3年ぶり登板の京セラドームで勝利。これで同球場では初登板の15年から無傷の5連勝。同球場での連勝記録は西口文也(西)の初登板から12連勝(97~02年)があるが、セ・リーグ投手では04~10年の久保田智之(神)、11~14年の能見篤史(神)、07~16年の大竹寛(巨)の5勝に並ぶ最長記録で、初登板からでは初めて。16~22年青柳(神)ら4人の無傷4連勝を上回った。

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