【甲子園】山梨学院・吉田監督 1回降板の菰田は「秋には投げられると思う」 出力の強さが肩肘に影響か

[ 2025年8月21日 15:14 ]

第107回全国高校野球選手権第14日 準決勝   山梨学院 4―5 沖縄尚学 ( 2025年8月21日    甲子園 )

<全国高校野球選手権 沖縄尚学・山梨学院>試合を終え、沖縄尚学・末吉(右)と言葉をかわす山梨学院・菰田(撮影・北條 貴史)
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 23年選抜覇者の山梨学院は沖縄尚学に4―5で敗れ、初の決勝進出はならなかった。初回に4番・横山悠(3年)の大会タイ記録・8打数連続安打となる右前適時打で先制。5、6回に敵失で計3点を加え4―1とリードしたが、2回から登板した2番手の檜垣瑠輝斗(2年)が6回に失策絡みで3点、7回に1点を失い、逆転負けした。

 昨秋ドラフト候補と注目される“二刀流”の菰田陽生(2年)は4試合続けて先発マウンドに上がったが、初回に2安打を浴びて同点とされ、わずか16球の1イニングで降板。腕を気にするしぐさを見せていた。一塁の守備に就き、6回には二塁打も放ったが、勝利にはつながらなかった。

 山梨学院の吉田洸二監督は、菰田の降板を「暴投(ワイルドピッチ)した時にちょっと肘をやったなっていうのが私は分かったんですけど、伝令で確認をしたら、やっぱりあそこで肘を痛めたということだったんで、しょうがないかなと思って。急に球速も落ちましたし、暴投した後にこう(右肘を気にするしぐさ)し出したので、見てすぐに分かった」と説明。「本当は5回まで行って、あと4イニングは檜垣っていうのがゲームプランではあったんですけど、しょうがないかなと思ってます。よく選手は粘ったと思います」と想定外だったと明かした。降板後、吉田監督が〝試合前からか〟と問いかけると、「試合前からではなくて投げたときに」と答えたという。

 1メートル94、100キロの大型投手・菰田に関しては、体力がつく春までは登板に気を使っていた。それでもケガをしてしまうのは「難しさだと思います。ほとんど2年生で投げたピッチャー、だいたい厳しい状況になってますよね」と印象を語り、出力の強さが体に与える影響について「あるでしょうね。あるっていうか誰でも通る道なんで。だから春に3回(まで)って言ったのは、こういうことを言いたかったんですよね。春先に152キロ投げてたから、これを5回投げたりすると肩肘に大きく(影響する)」と強調した。今後については「今回は早めに代えたんで、たぶん秋にはまた投げられる状態になると思いますけどね。分からないけど、今検査してるんで」と話した。

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