ヤクルト・村上 ドジャース副社長の前で特大弾「うまく打てた」 復帰わずか20戦でチームトップタイ8号

[ 2025年8月21日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト7-2巨人 ( 2025年8月20日    神宮 )

<ヤ・巨>2回、先制ソロを放った村上(撮影・尾崎 有希)
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 切れるか、切れないか――。右翼ポールのはるか上に舞い上がった打球をヤクルト・村上は見失っていた。「ファウルかなと思いながら見ていたらボールが見えなかったので」。行方を捜しながら首と体は自然とフェアゾーン側に傾き、審判が腕を回して本塁打だと認識すると、思わず目を見開いて驚きの表情を浮かべた。

 0―0の2回、復帰20試合目でオスナ、山田に並ぶチームトップの8号。内角をえぐるツーシームだったが「良い打ち方だった。難しい球でしたが、うまく打てた」と納得顔。相手先発の森田とは6日に敵地で初めて対戦し、2打数無安打、1三振に抑えられた。同じ轍(てつ)は踏まない。それが4番のプライドで「いろいろイメージはできていた。前回やられた分、勝てたので良かった」と胸を張った。

 海の向こうでも今オフのメジャー挑戦を表明している「日本の4番」への注目度は高まるばかりだ。この日も複数のメジャー球団が視察。その中にはドジャースのゲレン・カー副社長の姿もあり、特大アーチを含む2安打1打点の活躍を目に焼き付けた。

 本塁打率9.88は、両リーグの本塁打キングを上回るハイペース。村上に本塁打が飛び出すとチームは8戦7勝だ。勝利を呼び込む一打が飛び出した分だけ「村神様」の評価と名声が高まっていく。(重光 晋太郎)

 <山田&村上今季初アベック弾>山田が4回に決勝の左越え8号2ランを放った。森田のフォークをすくい上げ「低めの変化球をしっかりスイングできた。スピンが利いた打球が打てた」。村上とは今季初のアベック弾で昨年の4月以来。本塁打を放つと、ベンチ前ではナインから両手を立てる「山」のポーズで祝福される。村上は「結構好き。ファンの皆さんも一緒にお願いします」とお立ち台で呼びかけたが、山田は「僕は気に入ってないけど…」とおどけた。

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