プロの世界の1球の攻防 DeNA・入江が決勝2ランを浴びた裏にあったもう一つのファクター

[ 2025年8月20日 05:35 ]

セ・リーグ   DeNA1―3広島 ( 2025年8月19日    横浜 )

9回、モンテロ(左)に2ランを浴びたDeNA・入江(撮影・島崎忠彦)
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 これが野球の怖さ、1球の難しさなのかもしれない。

 DeNAは1―1の9回1死一塁で、守護神・入江が広島・モンテロに決勝の左越え2ランを浴びた。

 入江は5球目まで全て150キロ超の直球を投じるも、全てファウル。粘られ、6球目はフォークを選択したが「低めに投げようとしたけど、高めに抜けてしまった。後悔する1球」とストライクゾーンに甘く入り、助っ人にはじき返された。

 野球の基本は投手VS打者だが、この場面ではもう一つ別のファクターがあった。それが一塁走者で代走の俊足・羽月。入江は「走者をケアしながらだった」と振り返る。

 同点の場面だけに得点圏には進めたくない。仮にフォークが低めのワンバウンドになり、捕手がわずかにはじいただけでも二進される可能性もある。

 「術中にはまった。ワンバウンドはさせたくなかった」と入江。走者・羽月の存在が投手心理に影響を与え、わずかにフォークが浮いてしまったのかもしれない。

 プロの1球の攻防。そこには様々な要素が複雑に絡み合っている。

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