阪神・石井大智がNPB歴代3位タイの37試合連続無失点 球児監督のセ記録に王手「抑えられて良かった」

[ 2025年8月9日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神1―3ヤクルト ( 2025年8月8日    京セラD )

<神・ヤ>延長10回、力投する石井(撮影・岸 良祐)
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 阪神・石井がまた一歩、大記録に近づいた。10回に3番手でマウンドに上がり、得点圏に走者を背負いながらも、スコアボードに「0」を刻んだ。「とにかく、0で抑えられて良かった」。これで37試合連続無失点。11年の横浜・篠原貴行に並ぶセ・リーグ2位タイとなり、阪神・藤川球児が持つセ・リーグ記録38試合に王手をかけた。

 動じなかった。回の先頭・長岡に右前打を許し、犠打で1死二塁。ここから無双を続ける右腕が本領発揮した。まずは太田をカウント2―0から4球連続直球勝負で空振り三振。続く赤羽は低めに落としきったフォークで空振り三振に仕留めた。「反応を見ながら(坂本)誠志郎さんがサインを出してくれた」と女房役に感謝した。

 無双を続ける右腕は実は「空腹状態」でマウンドに臨んでいる。試合開始から出番まで3時間以上かかることもある中継ぎ投手。いつ名前を呼ばれても対応できるように、集中力を維持するためだ。「食べても麺類。ご飯系は食べない。おなかが空いた状態で投げたいので。おなか空かないの?ってたまに言われますが、集中力を維持できますね」。逆に試合後はすぐにケータリングのバナナ、おにぎりで炭水化物を摂取。「カーボ系(炭水化物)の食事は、疲労回復も早めるので」。最大限のパフォーマンスを発揮するため、“ハングリー精神”でマウンドに向かっている。

 ついに憧れの藤川監督が持つ38試合連続無失点が目前に迫った。それでも、「今日は投げ切れている球が少なかった」と反省を忘れない。常に高みを目指し続ける男は、きょう9日にも大記録に肩を並べる。(松本 航亮)

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