【甲子園】佐賀北・家永さん 女子初のボールパーソン「一生の思い出」 エースからもらったグラブで大役

[ 2025年8月9日 20:22 ]

第107回全国高校野球選手権第5日1回戦   佐賀北5―4青藍泰斗 ( 2025年8月9日    甲子園 )

<佐賀北・青藍泰斗>試合に勝利し、校歌を歌う佐賀北・家永そらさん(左から2人目) (撮影・後藤 大輝)
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 6年ぶり6度目となる夏の甲子園に出場した佐賀北(佐賀)は青藍泰斗(栃木)との接戦を制し、2007年の全国制覇以来、18年ぶりとなる夏の甲子園での初戦突破を果たした。試合前練習で女子マネジャーの家永そらさん(3年)がボールパーソンの一人を務め、選手権史上初となる女子のボールパーソンが実現した。

 史上初の大役を終えた家永さんは「とてもうれしいです。こんな経験は初めてで、一生の思い出になりました」と感慨深い様子。「本当最後まで、何が起こるかわからないっていうところが私好きで。叫んじゃいけないから、もう我慢しつつ、こっそりガッツポーズして。口パクで選手を褒めていました」と高校野球に魅力について力説した。

 ボールパーソンが決まったのは甲子園出場が決まった決まった後のこと。「部長の下山先生からお呼び出しをいただいて“ボールパーソン、ぜひやってみないか”っていうふうに提案があって、迷いなく“ぜひやりたいです”」と返答したという。

 エースの稲富理人(3年)からは新しいグラブをプレゼントされたことも明かし「私の個人捕球に付き合ってくれたりとか、結構肯定的に頑張ってねって言ってくれた」と仲間の支えも痛感した。

 その上で、チームは劇的な初戦突破を果たし、「みんなで甲子園で校歌を歌おうっていうのを目標に甲子園決まった時から言っていたので、みんなと一緒のグラウンドで一緒に校歌を歌えたことがうれしかったです」と喜びを語った。

 なお選手権大会では104回大会から女子部員が試合前ノックの補助やボールパーソンを、105回大会から試合前のノッカーをそれぞれ務められるようになった。実際に女子部員がボールパーソンを務めるのは、今回が選手権大会では初めて。

 同校は伝統的に男子がマネジャーを務めていたが、現3年生が入部した代から女子マネジャーも解禁。家永さんは、野球経験はないが高校野球が好きで「一番近い位置で選手を支えたい」と野球部に入部した。姉も同校OGで、吹奏楽部の一員として2019年夏にアルプスで応援していたという。

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