【甲子園】吉田孝司氏 花巻東・古城Jr.は球種に対応したフルスイング 筒香タイプの好素材

[ 2025年8月9日 05:00 ]

第107回全国高校野球選手権第4日・1回戦   花巻東4―1智弁和歌山 ( 2025年8月8日    甲子園 )

<花巻東・智弁和歌山>8回、花巻東・古城は中前打を放つ(撮影・平嶋 理子)
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 【吉田孝司の目】アマチュア時代にスラッガーとして鳴らした逸材が、プロではアベレージタイプに変わることがある。高校で何十本もアーチを架けた選手がなぜ、同じスタイルを貫くことができないのか。その答えは「フルスイング」にある。

 緩いボールは強く振れるが、速球にはコンタクト重視になってしまう。そんな打者はプロで本塁打を量産することはできない。花巻東の古城は多種多様なボールに対し、フルスイングがかけられる。DeNAなら筒香のように、プロでも同じタイプで育成したいと思わせる好素材だ。

 父の巨人・古城内野守備コーチは、よく知っている。巨人で運営部長を務めている時に日本ハムからトレードでやってきた左打者は小技、守備が得意な選手だったが、息子は1メートル80、94キロの右のスラッガーで父とは正反対なタイプだ。2年生で当然、まだ課題はある。体が突っ込んで軸がブレることがあるので、その場で回転できるようなスイングの再現性を高めれば、力はあるだけに大化けも期待できる。(元DeNAスカウト部長)

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