ソフトバンク・近藤健介 「勝手に飛んでいって」2打席連発 8月驚異の4戦4発、打率.583、7打点

[ 2025年8月6日 06:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク3-6ロッテ ( 2025年7月29日    ZOZOマリン )

<ロ・ソ15>8回無死一塁、近藤は2打席連続の左越え2ラン(撮影・長久保 豊)
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 ソフトバンクの近藤健介外野手(31)が5日、ロッテ戦で今季初の1試合2本塁打を記録した。6回に左越え6号ソロ、8回に左越え7号2ランと2打席連発。マルチ弾は昨年8月13日の西武戦以来で、8月に入って4戦4発と量産態勢に入った。チームは3―6で敗れて連勝が4でストップ。先発・前田悠伍投手(20)が5回途中5失点でプロ初黒星を喫し、2位の日本ハムとゲーム差なしになった。

 ZOZOマリン特有の風もなんのその。近藤の打球は逆方向の左翼スタンドまで2本連続で伸びた。「打撃練習の時からいい感じできている。勝手に飛んでいって長打になってるし、自分のスイングができていて、いいですね」と手応えを口にした。

 地元・千葉での打ち上げ花火の始まりは0―5の6回1死での3打席目だった。ロッテの先発・種市が1ストライクから投じたフォークを鋭いスイングで捉えると左翼スタンドに着弾。2試合連続の6号ソロで反撃ののろしを上げ、ベンチに戻ると「よっしゃ!」と叫び、自分を奮い立たせた。

 1―6の8回1死一塁で種市に2発目を浴びせた。カウント3―1から外角150キロ直球を完璧に仕留めて左翼席へ7号2ラン。昨年8月13日の西武戦以来となる1試合2本塁打とし、「有利なカウントから思い切っていけた」と振り返った。ただ、3―6の9回2死二塁では一ゴロに凡退。最後の打者となり「悔しいですね」と話した。

 8月に入ってからの近藤の打撃はすさまじい。1日の楽天戦で4号2ラン、2日の同戦では全5打席四球で出塁。連続打席出塁を9とするなど、らしさを存分に発揮中だ。8月は4戦4発、打率・583、7打点。「球の見え方、バットの軌道が良くなってきています」と改良された点も分かっている。

 小久保監督も「さすがですね。逆方向に」と急激な復調ぶりに興奮気味だった。しかし、種市の前に12三振を喫し、チームは8月の初黒星で連勝は4でストップ。2位・日本ハムとはゲーム差なしとなった。

 敗戦の中にも明るい材料はある。この日の試合前のシートノックで近藤は6月17日の広島戦で左かかとを痛めて以降初めて右翼の守備に就いた。試合での守備解禁も近づいてきた。「(守備も)準備していきたい。チームの勝ちにつながるように、明日も頑張ります」。昨季MVPが本領を発揮し、もっと熱い夏にする。(井上 満夫)

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