【タイガースデータ】阪神に“出戻り”したドリスは「球児イズム」で優勝をアシストだ

[ 2025年8月5日 05:15 ]

プロ他球団を経て阪神に復帰した選手
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 7月31日に今季の新規選手契約可能期間が終了。開幕後に阪神が契約した外国人投手2人のうち、目を引いたのが6年ぶりの古巣復帰となったラファエル・ドリスだ。19年の阪神退団後はブルージェイズ(20、21年)などを経て、24年からは四国・高知に所属。阪神でプレーした選手が他のプロ球団を経て復帰するのは16年、現監督の藤川球児以来9年ぶり。外国人選手では初のケースになる。

 過去の阪神復帰選手を調べると歴史は古く、1リーグ時代49年の藤村隆男が投手の第1号。「ミスタータイガース」藤村富美男の弟で、42年招集による退団。46年パシフィック(太陽)移籍。社会人チームを経て49年の復帰後は56年までの8年間で6年連続2桁を含む111勝を挙げた。

 変わりダネは遠山奨志。90年の阪神退団後、移籍先のロッテで一度は野手に転向したものの、98年に再び投手で復帰。99年には松井秀喜(巨)を13打数無安打に封じる「ゴジラキラー」の異名を取り、野村克也監督の変則継投策「遠山―葛西―遠山」でチームの歴史に名を残している。

 今回のドリスはどうか。前回在籍16~19年の4年間でチーム外国人投手最多の96セーブをマーク。区切りの100セーブが9月10日以降の到達なら、93年大野豊(広)の37歳7カ月を更新する最年長記録になる。守護神の岩崎が疲労で戦線を離れたいま、代役の選択肢の一人だろう。

 藤川監督との絆にも注目だ。13年カブス、16~19年阪神で同じリリーフとして競い合い、今回は選手と監督で3度目の同チーム在籍。24年移籍の四国・高知もかつて藤川監督が阪神復帰前に所属したチームで、入団には後押しがあったという。“同僚”の初Vへ「球児イズム」を知るチーム最年長投手のアシストを期待したい。(記録担当・桐山 章)

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