「ロボット審判」の次は「ハーフスイング」ビデオ判定 韓国KBOで今月19日から導入

[ 2025年8月5日 11:00 ]

KBOリーグのビデオ判読センター(提供・韓国野球委員会)
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 【室井昌也コラム 月に2回は韓情移入】

 以前、本コラムでも紹介したように「ロボット審判」が他のプロリーグに先駆けて導入されているKBOリーグ。8月19日からは「ハーフスイング(チェックスイング)」のビデオ判定(リプレー検証)を開始する。

 映像検証により打者が振ったバットの先端がホームベースと平行をなす位置より投手側に出た場合、スイングと判定。また、バットの先端の角度が打席を基準に90度を超えた際にスイングと判定する。

 ハーフスイングのビデオ判定は既存のビデオ判定とは別に2回申請可能。判定が覆った場合、権利回数は減らない。延長戦では1回追加される。

 KBOリーグでは既に今季初めから2軍でハーフスイングのビデオ判定を導入。1軍では来季からの実施が予定されていた。しかしスイングしたか否かは他のプレーよりも一、三塁のベンチからよく見えることもあり、現場からの要望を受けて早期導入となった。

 ここまで2軍ではハーフスイングのビデオ判定の要請が141回あり、判定が覆ったのは53回でいわゆる「リクエスト成功率」は約37・6%。既存のビデオ判定の約29・7%より高い(8月3日現在)。

 日本(NPB)のリクエストは判定した審判以外の審判員が、映像を球場内の一室で確認し決定するが、KBOリーグではソウル市内に設置の判読センターで全球場の検証を一括して行う。判読センターでは各球場に設置された7台のカメラと中継映像を合わせた最大16の映像で確認が可能だ。

 ハーフスイングのビデオ判定は上記のカメラとは別に、一、三塁側に各一台新たに設置したハーフスイング判定用カメラによる映像が基となる。映像検証は審判員出身の判読センター長を含めた同センタースタッフの3人で行う。

 ビデオ判定の対象となったプレーは、すべてKBOのホームページで当該シーンと判定の根拠となった映像を公開。「タッチプレー」「フェア、ファウル」など状況ごとの検索が可能で、要請回数とリクエスト成功率なども明示されている。

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